植物生まれの優しい?ガソリン発売開始
この度、究極のエコガソリンと呼べる植物生まれのガソリン「バイオガソリン」がついに日本でも発売開始となった。
地球温暖化対策としてガソリン燃焼時に発生するCO2を吸収する植物から燃料を作るというCO2循環型とでもいうようなこのバイオガソリン。だが、植物が原料に含まれているといっても植物から生成されるバイオエタノール含有量はわずか3%。また現状では試験販売で首都圏わずか50店舗でしか取り扱われていない為「実際のエコ効果は?」といわれるとまだまだこれからといった段階だ。
エネルギー効率は通常のガソリンより1パーセント程落ちるらしいのだが、実際に使用してみた人の感想は「まったく通常のガソリンと変わらない。特に加速なども変わらなかった」といったところだ。
ただ、やはりバイオガソリンというまだ新しいものを不安におもう人も多いようで、ガソリンスタンド店員に聞くと「入れても壊れないのか?」「今までのレギュラーのガソリンと混ぜても平気なのか?」といった質問をよくされるそうだ。
店員いわく「当然入れても壊れませんし、今までのガソリンと混ぜても平気です」とのこと。もっとも現在はレギュラーしか販売されておらず、2009年までに再度ハイオクの導入を検討するよう。
2008年より始まる京都議定書にて締結された温暖効果ガスの排出量をクリアできるかは、こういうところの積み重ねにかかっている。
みなさんも街でバイオガソリンを見かけたら是非入れてみてはどうだろうか?
今なら価格も通常と同じですしね。
コストとしては通常のガソリンより割高なバイオ燃料。試験販売が終わり本格的に販売を開始する10年度からはどうなることやら。
探偵ファイル
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