●更新日 04/25● 写真
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体にマイクロチップを埋め込む宗教団体!?


初々しい新入社員達が行き交う4月の新宿。
そよ風も心地よい、そんなさわやかな街に、ヘンな看板を発見。

いや看板ではない、人だ。

リ・コウジ

体が隠れるほどの巨大なプラカードを持っている人だ。
プラカードには

「倫理上やってはならないことを行っている宗教団体がある」

など、抗議文や説明文がぎっしり書かれている。
一体、これは何なのか!?
近くによってみると、このプラカードの主は初老の男性。
早速、男性に話しを聞いてみた。

何をしているのですか?

リ・コウジ

ある宗教団体にマイクロチップを体に埋め込まれたんです。だけど裁判所に訴えたくても証拠がない。なので、こうして情報を募集しているのです」

なんでも、この男性は10年程前に隣人との間に騒音トラブルが発生。
実はその隣人が問題の宗教団体の信者で、男性が就寝中、部屋に不法侵入され体内にマイクロチップを埋め込まれたそうだ。
以後、男性はその宗教団体から数々の妨害を受けバイトすらもできない状態になり、現在無職のホームレス。
そして現在もその妨害は続いており、週に二度、朝から夕方まで、こうしてプラカードを持って情報を集めているのだという。

リ・コウジ

男性の手書きによる「詳細資料」に書かれた、問題の宗教団体がマイクロチップを開発した理由を要約すると「日本を支配するため」

リ・コウジ

この宗教団体はマイクロチップを対象者の人体に埋め込むことによって、その対象者を思いのままにコントロールすることができるのだ。
それだけではない。
更にはマイクロチップにより脳を刺激すれば、対象者を殺すことも可能だと書いてあるではないか!

一体、こんな恐ろしい宗教団体はどこなんですか!?

リ・コウジ

「それはまだ証拠がないので教えることはできないです」

果たして男性は、証拠を集め、この宗教団体を訴えることができるのか?
その為には男性の体内に埋め込まれたマイクロチップを見つけ出すことが、最高の証拠になると思うのだが…。



リ・コウジ リ・コウジ


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