●更新日　０４／１９●
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アイドルと身近にふれあえる場所

いつでも夢を与えてくれる“永遠の憧れ”アイドル。
それだけにアイドルは“手の届かない遠い存在”と思いがちですが、そんなアイドル達と身近にふれあうことのできる場所があります。

それは“オタクの聖地”秋葉原。



秋葉原駅前のロータリーには、毎週土、日、たくさんのアイドル達がやって来て路上ライブを行っているのです。
彼女達はいわゆる、ライブハウスを中心に活動する「地下アイドル」。



ファンは、「ロマンス」と呼ばれる踊りや「ヒュー！ヒュー！」のコールで、アイドル達を応援し、秋葉原駅前は熱気が溢れています。
ただ最近は、無料の路上ライブだけに来て、メインのライブハウスに来なくなるファンが出てくるなど、PRの為の路上ライブが逆効果になっている状況も出てきているそうです。

ライブが終れば、アイドルとファンの交流タイム。



写真撮影やサインをもらったり、会話をしたりすることができます。
ある男性ファン曰く

「メジャーなアイドルにはない、例えるなら『日本一』ではなく『町内一』の可愛い女の子のような身近な雰囲気」
「『武道館でライブをやりたい』、『ミリオンヒットを出したい』みたいな強烈な上昇志向がなく、楽しんでやっている“ゆるさ”」

が地下アイドルの魅力。
この日ライブをした芽衣ちゃん、香乃ちゃんは


左：香乃 右：芽衣

「4月25日に、参加しているコンピレーションCD（『Fairlyland』）が出るので、そのPRで来ました」

そう笑顔で話す彼女達は確かに親しみやすく、こちらの気分も盛り上がってきます。



しかし、楽しい時間は警察が来てあっけなく強制終了。
路上ライブは無許可で行っている為、このような事態になることもあるのです。

「もっと話をしたかったのに邪魔しやがって！」と警察官を恨めしく思いました。

ただ、「恋愛は障害が多い程燃える」といいます。
警察の妨害も、ここでは擬似恋愛を盛り上げ、更に萌えさせる演出になってしまうのです。



リ・コウジ