●更新日 12/24●

クワンザって何?


クリスマスとハニカは冬のホリデーシーズンの2大お祭り。実はもう一つ、3つ目のお祭りがあります。
あまり知られてはいませんが、12月26日〜翌年の1月1日までの黒人達のお祭りクワンザ。
クワンザとは“最初の果実”というスワヒリ語から来ています。北アメリカ(USA)に住む黒人達が1966年からクリスマスの代わりとして祝うようになりました。

なぜクリスマスの代わりなのかと言うと、黒人達の間では「クリスマスは白人の文化」という考えが大きく、自分達のルーツ、アフリカからの文化を取り入れたお祭りが欲しかったのです。クリスマスやハニカと違うのは、クワンザには宗教はまったく関係していない所。

クワンザではたくさんのフルーツや穀物を飾り、7つキャンドルホルダーにロウソクを立て、毎日火を点けます。
「7」が大切とされている為、期間も7日、キャンドルも7本、そして、クワンザの「約束事」も7つ。

1. ウモジャ(調和):いかなる時も家族とコミュニティーとの調和を取る。
2. クジハグリア(自身の確定):自分は自分で作り上げるものである。周りに左右されない。
3. ウジマ(団体行動と責任):いかなる時も目標に向かって皆と協力する。
4. ウジマア(協同経済):資産や資源は皆に分け与える。
5. 二ア(目的):黒人社会の発展
6. クンバ(創造):黒人音楽、芸術の発展、全ての分野に関しての新しいアイデアの発展
7. イマニ(信念):人としての信念を持ち続ける。

クリスマスや最近のハニカのようにプレゼントの交換やたくさんのご馳走で食卓は飾られます。
あまり堅苦しく考えず、簡単に説明すると、11月の感謝祭の1週間バージョン+クリスマス+ハニカと全て混ざったお祭りです。
政府の統計によると、国民の1.6%がクワンザを祝っているとの事です。

写真
   クワンザのカード               クワンザの為の切手

クワンザには腑に落ちない部分もあります。
このホリデーはアフリカには無いホリデー。まったくの無関係。ロウソクを7本使用するお祭りもアフリカにはありません。1966年にカルフォル二ア州に住んでいた黒人、ロン・カレンガという人が作り上げたもの。しかもこのカレンガ氏は脅迫罪、女性監禁罪の犯罪歴もあるという、かなり?の部分の多い人。

将来3大ホリデーとして定着するのでしょうか?


何はともあれ、みなさんすてきなホリデーを過ごしてくださいね!!

ハッピー クリスマハニカワンザ!!
写真
クリスマハニカワンザ カード
ここまで来ると意味不明です
サンタが蓮の花に乗ってるのも不思議。手も4本??


と言わせたがっていた会社がありましたが、どうなったのでしょうか。今度調べて見ます。



MAYU@「明けましておめでとう」も入れたい。


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