●更新日 12/07●

気色悪過ぎ!フェミニズム「桃太郎」


男女共同参画の推進を主張するフェミニズムの人々に言わせると、おなじみの童話「桃太郎」は男女差別の物語だそうです。




中日新聞の報道によると、11月30日に北名古屋市で、名古屋弁の創作劇「モモタロー・ノー・リターン」のビデオ収録が行われたそうです。「北名古屋市女性の会男女共同参画委員会」関係者による上演で、男女共同参画を題材としたフェミニズム版「桃太郎」を名古屋弁に書き換えたものとのこと。この作中では、桃太郎ではなくて「桃子」という女性キャラクターが主人公になります。


このフェミニズム版「桃太郎」は、実はかなり前から存在していました。例えば、2003年に福岡市で行われたイベント「まつりアミカス2003〜人とひと〜」で、「福岡市女性翼の会」による「おばあさんは山へ柴刈りに」と題された劇が上演されています。この劇の内容を見てみると、上記の「モモタロー・ノー・リターン」と同じ内容のようです。





肝心の劇の内容ですが、まさにフェミニズムの典型といった感じで、男性への憎悪に満ちています。劇中では、おじいさんであれ鬼であれ、男性の登場人物は全てが自身の行動の誤りに気づかされて悔い改めます。そして女性の登場人物は常に正しく、男性を服従させて勝利するという図式に。フェミニズムに洗脳された人々でない限り、一般人では子供でもこの内容は受け入れ難いというか、なんて言うか・・・。

はっきり言って、気色悪い。

せっかくなので劇の台本の全文を掲載しますから、興味のある人はぜひ読んでみてください。 こちらから


フェミニズムというのは、極論すれば女性のエゴイズムを正当化する思想のこと。もともとは「男女差別反対!女性にも各種権利を!」から始ったのでしょう。それは良い事です。ただ行き過ぎるとこんな昔から伝わってきた物語をおかしく書き換えた作品を作り出す人たちまで出て来てしまう。

「そもそも桃太郎は、女性差別だ!」と考えられてしまう人がスタートしてるのだからしょうがないのかもしれませんが、昔からあるものを何もこんな風に変えて自分たちの主張を伝えて行こうとしなくてもいいのでは?

それと、やはり男女には適材適所があると思いますよ。

「男女差別反対!」「女性にももっと〜」と普段声高に主張するご婦人が、旦那さんに「男のクセに!」とか、「洗車しておいてよ、それは男の仕事でしょ!」と言っているのを見たことが有ります。

まぁ、そんな笑い話は行き過ぎだとしても。



山木


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