盗作騒動！槇原敬之と松本零士が法廷で対決も？

♪夢は時間を裏切らない　時間も夢を決して裏切らない



ＣＭでもおなじみ、ケミストリーが歌う「約束の場所」。１０月４日にリリースされ、オリコンでも初登場４位を記録するなど好調のようだ。
作詞・作曲は槇原敬之によるものだが、この曲の冒頭のフレーズが銀河鉄道９９９のフレーズの盗作だと松本零士氏が主張し騒動になっている。


１０月１９日発売の「女性セブン」一番上に「盗作」の文字が躍る

漫画版・銀河鉄道９９９の中に「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」とあり、松本氏は「この言葉は私のメインテーマです」と語る。「夢を諦めてはいけない、若者が持つ無限大の時間を注ぎ込んで一生懸命に挑戦すれば、夢は叶う、夢も努力した時間を裏切らないよ、という意味で創作した信念でもある」とのことである。


　　　　　　　　女性自身の記事


槇原の事務所は、新聞記事によれば「銀河鉄道というタイトル自体、先人が作った言葉ではないのかと言いたくなる」とコメントしている。「先人」とは宮沢賢治のことであろうが、松本氏は宮沢賢治の遺族から使用の許可は得ているという話もあるので一概に同列に語っていいものかは判断しかねるところだ。

また、「ぜひ訴えていただいて…」というのは、例え依拠していたとしてもこの短いフレーズだけでは法的には盗作とは認められ難いだろうという事務所側の目論見もあるかもしれない。今のところ「訴える気はない」とする松本氏自身「宇宙戦艦ヤマト」の権利関係の訴訟等のトラブルも知られているから、今後のなりゆきにも要注目である。



　　　　上記記事中より画像引用

ちなみに曲のタイトル「約束の場所」であるが、「時間は夢を裏切らない」という鉄郎のセリフがある劇場版９９９エターナルファンタジーの主題歌には次のフレーズがあるとのこと……。

＞約束された場所が　二人のUtopia 未来はけして君を裏切らない



Taka