●更新日 09/14●
密造酒を飲む!
みなさんは、『どぶろく』をご存知でしょうか??
一説では、縄文時代から作られていると言われる日本古来のお酒です。
昔は、職人や農家の間で、自家生産・自家消費されていましたが、どぶろくは、『政府の主要な税収源である酒税収入を減らす要因である』ということで、明治32年に酒税法により生産禁止になってしまいました。
・・・簡単に言ってしまえば密造酒です・・・
最近になって「どぶろく特区」に認定されている一部の場所でのみ、製造が許可されましたが、一般的にはまだまだ違法行為。今でも、簡単には口に出来ません。
どぶろくは、飲み慣れていない人が飲むと、そのおいしさに、ついつい限度を超えてへべれけになるまで飲んでしまう麻薬のようなお酒である、と聞きます。
そんな魅惑のお酒『どぶろく』製造現場を特別に取材させていただく事が出来ました。
現地に到着。電車もなく、バスもほとんど走っていない場所です。
昔からこの辺りの職人達の間に伝わる製造方法で造ってもらいます。
おいしい『どぶろく』を造るコツは
水と温度と寝かせ方、だそうです。
早速飲ませていただこうとすると
「今日はまだ飲めないよ〜」
残念ながらこの日は泣く泣く帰宅。(蛇の生殺し状態でした)
3日後再び訪ねると、部屋中を充満する日本酒の香り。
いよいよ魅惑のお酒『どぶろく』の完成です。
早速飲んでみましょう!!
恐る恐る飲んでみると、
「おいしぃ〜!!もっもう1杯!!」
ほんのり甘く、ワインのような日本酒という感じでしょうか。
ついつい飲みすぎてへべれけになるところでした。
「どぶろくは文化だ」という意見もあるし、明治時代は税収入の中心だった酒税収入も、現在では国家の税収入の5%程度しか占めていません。
それなら、中途半端に特区となどといわずに思い切って解禁してほしいものですが、その日はまだまだ遠いようです。
※残念ながら今の所は違法行為の為、くわしい作り方を書く事は出来ません。
島 雷鹿
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