●更新日 09/04●

話題独占!異色のラーメン屋


『新井薬師前駅』すぐそばに中々渋いラーメン屋。



しかし、のれんを見ると…



インスタントラーメン!?

店内はインスタントラーメンでビッシリ!


▲店長の竹中さくらさん

ここインスタントラーメン・さくらは、インスタントラーメン専門店。
しかも日本全国のインスタントラーメンが食べられる店なのだ!

店長の竹中さくらさんは、元々ここで飲み屋を経営していた。
しかし今年40歳になったのを機に、昼の商売に変えようと決心。
当初はカレー屋をやるつもりだったが、納得のいくカレーを作ることができず、「毎回同じ味を作ることができる」インスタントラーメン屋を思いつく。



繁盛していた飲み屋がいきなりの、それも「インスタントラーメン屋」への商売変え。
周りの人達からは頭がおかしくなったと思われた。
しかし、いざ開店してみるとインスタントラーメンマニアを中心にネットで評判が広がり、それが一般メディアにも飛び火。
一躍、日本で一番話題のラーメン屋となり、周囲はおろか本人さえも予想しなかった大繁盛。

「結局、夜も営業することになりました(笑)」


▲『納豆そば』なぜか関西限定

地方限定版やローカル企業の珍しいインスタントラーメン等、メニューは約200種類
更に週に1回メニューの入れ替えをしており、最近は信州の『ポンちゃんラーメン』がおススメとのこと。


▲『麺許皆伝』クロレラのラーメン。麺もスープも緑

インスタントラーメンなので、注文後、麺をお湯で茹でるだけだが、水は新井薬師の水を使用。
ラーメンの種類によって、自家製チャーシューや味付け玉子のトッピングを載せる。
珍しいインスタントラーメンを食べる楽しさもあるが、いつも何か手を加えてくれていた母親の作るインスタントラーメンを食べるような懐かしさもある。

早くもフランチャイズの申し込みがきているという「さくら」。
成功のスピードもインスタントラーメンの調理時間並みだ。



リ・コウジ


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