●更新日 08/18●

朝日新聞、靖国で2ちゃんねらーからも取材拒否!


朝日新聞が靖国神社に取材拒否されたという話題は、皆さんも既にご存知のことだと思います。実は小泉首相の参拝が行われた8月15日、靖国ではもう一つの「取材拒否」騒動があったことを御存知でしょうか?

説明の必要もないと思いますが、インターネット匿名掲示板・2ちゃんねるでは恒例の靖国神社参拝オフが開催されました。事の発端は、その関連のスレッドから。メールアドレスをスレッド上で公開していた幹事役へ、オフ会に同行取材したいというメールが8月12日に東京新聞の記者から来たといいます。



「靖国神社参拝OFFの同行についてお願い 私は東京新聞の記者で○○といいます。2chで13ghostsさんの「靖国神社参拝OFF」スレッドを見つけ、本メールを送信させていただきました。若い人は靖国神社をどうみているのか、小泉首相の参拝をどうみるのかについて取材しています。8月15日の靖国神社参拝OFFに同行させていただくことは可能でしょうか。返信をいただければ幸いです」


このメールに対して、スレッドで取材を認めるか拒否するかという論争になり、多数決をとった結果、反対という意見が上回りました。その為、幹事役が記者に同行取材を拒否することをメールで伝えたというのが流れです。

このスレッドでもツッコミを入れられていましたが、今や大手マスコミも2ちゃんねるを巡回してネタを集めているということの証拠を、不覚にもこの記者は自分で作ってしまいました。また、2ちゃんねるに集まっているのは若者だけではないのに、掲示板での意見を若者の声とすることの問題点や、オフ会参加者に意見を聞いてそれを若者の代表的な意見であるかのようにすることの強引さも指摘されたことも付け加えておきます。


さて、東京新聞の一件が片付いたのも束の間、今度は朝日新聞が動きました。8月15日当日、朝日新聞がオフ会参加者を取材したとか。その時の様子は、早速新聞記事として掲載された。該当箇所を以下に引用しますが、「2ちゃんねる=若者の声」という図式は東京新聞と同じ。流行ってるんですかね、この手法?





「「国を思い、先祖を思う。正しい方法で粛々と靖国参拝する」「参加者の史観、思想信条は問いません」。掲示板サイト「2ちゃんねる」で、前日の未明に集合場所や時間が書き込まれていた。ネット上ではなく、現実社会で集まる「オフ会」。30人を超した。初めて顔を合わせた若者たちが、一つの固まりになって移動する。呼びかけ人は「本日は取材はお断りしています」」


あれ??? 朝日新聞は靖国神社から取材を断られていたはず。何で、靖国にいるのか疑問が湧きます。

取材拒否を無視して取材したのでしょうけども・・・。

「前日の未明に集合場所や時間が書き込まれていた」との記述から、この記者も2ちゃんねるを利用していることを自ら証明してしまいました。

今や、一つの巨大コミュとなった2ch。

数年前と比べると、もう大手マスコミも無視出来ない存在になったんですね。匿名という所が、嫌われて悪者にされるというのは昔から変わってはいないようですが(苦笑)



山木


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