●更新日 08/13●

楽してお金を稼ぐ


楽してお金を稼ぎたい。

そんな夢を叶えてくれそうな貼り紙を発見!

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『発明コンクール』!



早速、この貼り紙の主、日本知的所有権協会を訪ねた。
この協会では、企業や発明家のアイデア を保護するなど、知的財産権に関する支援を行なっている。
なにしろ優れた発明・アイデアは、それだけで数千万、数億円を生み出す可能性を持っているという。
コンクールの賞金が500万円と高額であることからも、それが分かるだろう。

協会員の方からのアドバイスは、こうだ。

 何も全ての発明に難しい専門知識が必要なわけではないですよ。
 ちょっとしたアイデアが発明、そしてお金につながるものです。


なるほど、ズラリと並んだ発明品の数々は意外と単純なものが多い。
これらは庶民が考え出した『大衆発明』と呼ばれるもの。

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かかとを切り落とした『初恋ダイエットスリッパ』は、普通の主婦が健康に良いとされる『つま先歩き』を取り入れて発明。
現在は海外にも輸出されているそうだ!


また『取り扱い説明書・ルール』も『発明』の一つになるという。
例えばこういったゲーム。
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▲1,2,3ならべ

何か新しいゲームのルールを思いつき、その著作権を取得すれば商品化された際に著作権料を得られる。
小さな子供は商品化できる面白いゲームを何気に発明して遊んでいるかも。
身近に子供がいる人はよく観察してみよう!


そして『ネーミング』が発明につながることも。

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こちらの商品は『オクトパス(た〜子)』
タコの英語名『オクトパス』と『置くと(試験等を)パス(できる)』をかけた開運グッズ。
典型的オヤジギャグ をネタにして商品化された『発明』である。
お父さんの寒い駄洒落の中にはまだまだ、『金を生む卵』があるかもしれない・・・


最後に協会の方から頂いたアドバイスは

 日常生活にある不便を補う方法が発明につながります

というものであった。

早速、記者も生活の中で注意して発明をしてみた・・・








ハンバーガーを食べた後、口元を拭いてもケチャップ等がついていることがありますよね。


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そんなとき!
この『鏡付き包み紙』なら口元をチェックできます!

ファーストフード会社の担当者様、商品化のご連絡お待ちしております!





・・・いかがでしょうか。


尚、実際に企業と契約できるような発明は1000個のうち3個程度との事。

まずは質より量、とにかくアイディアをたくさん出さなければ、話にならないようだ。
ここで「3個しかない」ではなく「3個もある」、そんな発想の切り替えも『発明』には必要 といえそう。

では、記者もあと999個、考えてみますか・・・



リ・コウジ 写真


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