●更新日 08/12●
猛暑を乗り越える 涼味「夏おでん」!
今やアキバ系のスタミナ源として定番になった感のある
缶入りのおでん。
秋葉原(東京都千代田区)の電気街の裏通りにある自販機は、季節を問わず盛況だ。
昼も夜も売れまくっている。
▲ご存知「こてんぐ」のおでん缶。つみれ入り\200、牛すじ入り\250
そしてこのおでん缶ムーブメントの最先端、
この夏大ブレイクしつつあるのが、ここで紹介する『夏おでん』だ。
製造は千葉県銚子市の信田缶詰株式会社。
同社はサバカレーの缶詰など、ユニークな独自の缶製品をヒットさせた実力派メーカー。
販売はJR東日本キヨスク。
JR東日本キヨスク管内のキヨスク売店、同社系列のコンビニ「NEW DAYS」のうちおよそ800店舗で販売中 。
公開します。これが、
夏おでん。
▲『釣りバカ日誌』のハマちゃんとスーさんが目印。松竹直営の映画館でも販売している。¥300
おでんというと、寒い冬がピッタリくるというのがこれまでの常識だったが、
「冷やし」で 食べる夏おでん。
この逆転の発想がウケたのか、目下のところ生産が追いつかないほどの売れ行きなのだという
気になるお味は、塩味を効かせて、しっかりとした味付け。
JR東日本の乗客は、いわゆる「関東煮(かんとうだき)」の濃い味好みの 方が多いため、あえてしっかりとした味付けにしたという。
▲汁は御覧の通り、ほんのりとしたショーユ色です
冷やして食べるために脂っこいタネを避けて、ニンジンやサトイモをラインナップに加えるなど、
さっぱりとした食感にもこだわり 、夏味を表現する工夫がいっぱいなのも特徴。
▲タネは大根、しらたき、さといも、にんじん、昆布、なると、ベーポ貝、
うずら卵。大根には食べやすいように串が刺してある
試食タイム。
あっさりとしながらも、タネの素材がしっかりと生きていて
「まるで味の避暑地のバカンスやぁ〜!」といった感じである。
(↑ヒコマロ風)
大根には、ちゃんと味が染み込んでいました。
なるとは少ししょっぱかった気が。
ご飯が欲しくなりました・・・。
さあ、いよいよ夏の行楽シーズンがピークを迎えるこの時期。
電車で移動の際には、ぜひどうぞ!!
(販売は9月末まで)
デイブ高瀬
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