●更新日 05/21●

まなみの日記 〜似非(エセ)探偵〜


こんにちは♪(*´∀`*)まなみデス☆


多くの人たちは、“探偵”と聞くと、『胡散臭い』『怪しい』といったイメージをもっておられます(よねぇ?)

以前の記事でもあったように、数多くの悪徳探偵が世に蔓延っているんです。


きちんと依頼者さんを第一に考え、マジメに調査を行なっている探偵としては、許せない連中ですね。


では、どういったヤツが悪徳探偵なのか・・・?

写真はイメージです

よく聞くのが、「浮気をバラされたくなかったら、金を払え!」といった強請り。


浮気調査を受件して、調査結果を対象者へ売りつけて(強請り)、尚且つ依頼者には『浮気の事実はナシ』と虚偽の報告をし調査料をせしめる2重取り。



もっとタチが悪いのは恐喝を行なう連中です。

ホテルへの、出入りの映像を撮り、クルマのナンバーから所有者を割り出して怪文書などを送り、金を要求するといった手口です。



以前、実際の調査で、ある男女を尾行した際、ホテル街に『胡散臭い』男がいたんです。


対象者らを追尾し、男性の調査員とカップルを装い、ホテルの前で“入り”の撮影を終えた時でした。


「ねぇ!Aさん・・・あのクルマって同業じゃないですかね!?」のわたしの問いに、
男性調査員は「デリヘルのドライバーが女の子を待ってるんとちゃうかぁ?」



「ふーん・・・」つかぁ・・・デリヘルのしくみがわかんないデス


ホテルからは、何組もカップルが出入りしています。
男は、全てのカップルを撮影しているのです。しかも、堂々と!

わたしは、ボソッと「おかしいなぁ・・・対象者を待ってるんなら、入っていくカップルは撮らなくてもいいのに」

それを聞いた男性調査員は「アイツ、不良ちゃうか?」と言い、

「お前、一応アイツの顔とナンバー撮っとけっ!」と。


わたしは言われるがまま撮影をしました。


すると、その男のクルマを撮っているビデオカメラの液晶ビューに“赤く点滅する何か”を捉えました。


その時でした。男が乗ったクルマは勢いよく発進し、ホテル街から消えていったのです。




赤く点滅するもの、それは・・・パトカーの赤色灯でした。





「たぶんアイツは、映像を元に、不倫や浮気をしてる人から金をタカってたんとちゃうか!?」


「うそぉ!ヒドいっ!!」


「そやなぁ・・・あんな連中がおるさかい、ワシらの商売も色メガネで見られるんや」



もしも、読者の方でこういった経験がある場合は、すぐに警察へ通報しましょう。これって立派な“恐喝罪”ですから。






目の当たりに見た似非探偵のお話でした。



まなみ


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