タイ流アイドルがタイキョ襲来！

第7回タイフェスティバルが東京代々木公園で盛大に開催。



タイ料理や雑貨を売る屋台が並び、タイ料理独特の匂いが漂う。

タイ国民から絶大な支持を受けているプミポン国王陛下御在位60周年記念ブースがあまり目立たずひっそりとある。
陛下はでしゃばることを嫌う控えめで上品なお方なのかもしれないと勝手に想像。


▲幾度となくタイをご訪問されている秋篠宮殿下（左）とプミポン国王陛下



会場でも売られている『ヤードム（嗅ぎ薬）』に阿片入りのものがあるとの噂を聞いて来たのだが

「8,9年前までは一部のヤードムに極微量含まれていましたが、今はもう入っていません」（事情通）

なんだ…じゃあ雨も降ってるし帰るか。

「夕方のコンサートの出演者は凄いですよ。しかもタダですからこんなチャンス滅多にないですよ！」

あまり気は進まないが、とりあえず野外ステージへ。

最初はエム・ザ・スターという新人男性アイドル。
一万人のオーディションを勝ち抜いたらしいが、顔を見る限りタイはアイドルとはいえ



ルックスより歌唱力重視の実力主義！

多分！

「ナマエハ“スター”ダケド、ソンナニニンキハナイ」

とはタイ人女性の辛口コメント。



次もモスという男性アイドル。
少し前までタイの女の子はみんな彼のファンと言われたほどのスーパーアイドルらしい。
黄色い声援が凄い。

途中、モスと一緒にステージでダンスを踊るコーナーがあり希望者を募る。
すると後方のタイ人女性がもの凄い勢いで客、警備を押しのけ、柵を乗り越えステージの真下で猛アピール。
しかしモスが選んだのは、ルックスは決して良くない日本人女性。
その日本人女性が踊りもせず、更に自分よりブスのくせにモスの熱い抱擁を受けるのに我慢ならないのだろう。

「ツマンネーッ！カエレ！」

と罵声を浴びせる。

それにしても、雨だし寒いし、ライブもつまんないし、こちらの苛立ちも爆発寸前だ…。

そんな最悪な気分でトリのパンチを観たのだが…





タイフェスティバル最高じゃないですか！



Li Kouji（リ・コウジ）