●更新日 05/15●

MATSUIの存在


5月11日(木)、日本時間の12日金曜朝。宿敵レッドソックス戦の一回の表、レフトに打たれたボールにスライディングキャッチを試みた松井秀喜選手が左手首を骨折、連続出場記録がストップしてしまっただけではなく、ニューヨーク中をパニックに!
12日朝のニューヨークは松井のニュース一色。
テレビのニュースは松井のスライディングキャッチの映像を何回も繰り返し放送。ラジオでは「ヤンキースのファンではないけれど、松井の一生懸命野球をやっている姿には感動する」とアンチヤンキースまでが電話をかけてきて松井にエールを送っています。

試合後のジョートーリー監督はインタビューで「松井がゲームに出ない日があるなんて考えもしなかった。連続出場させてあげたかった。かわいそうに。ぼくらは家族だから非常に残念です」と答え、チームメート達も心から心配している様子。

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ローカル新聞からニューヨークタイムスまで全ての新聞は松井のニュース

新聞を買いに行くとたくさんの人々が松井の報道されているページをみながら「なんてことだ」「彼は怪我なんてすると思わなかった」と口にしていました。いつもはガヤガヤとうるさいニューススタンドはまるでお通夜のように静まり返っていたのが印象的でした。

「MATSUIはニューヨークの誇りだから」と言っていたニューススタンドの店員。
松井秀喜の存在はニューヨークにとって大きな存在。


いつも一生懸命野球をやり10年以上毎日試合に出続けた松井選手。骨折しながらもボールを必死に内野に送球した姿は本当に胸が痛くなりました。記録はストップしてしまったけれど、一日でも早く回復し、「55」の元気な姿をファンの前に見せて欲しいものです。



MAYU


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