●更新日 04/26●

まなみの日記 〜女探偵誕生秘話〜


はじめまして。調査員をしております、まなみと申します。
たまにですけど探偵ファイルで記事を書かせていただく事になりました。

みんなに読んでもらるような記事を書きたいと思いますので、どうかよろしくお願いします☆


今回は、探偵になろうと決意した時の話を聞いて下さい。


大学を卒業し、目標もないままOLをしていたある日、家に帰るとガルのチラシが投函されていました。
そこに書かれている探偵学校が気になり、講師のブログが面白かったので今の仕事を辞めて、探偵にでもなろうかしらと、安易な気持ちで資料請求し、入学しました。

写真 探偵学校での授業風景デス

ドラマや映画の中の“探偵”をイメージしていたわたしは、講義や実習が終わる度に
探偵のお仕事って地味なんだぁ…とつくづく感じさせられました。


そんな折、わたしの仕事は、探偵しかないわと思わせる事件?が起きました。

姉からの1本の電話が始まりでした。

友達のダンナが浮気してるから証拠を押さえるの手伝って!

この時点でまだ『探偵学校の生徒』、きちんと出来るか不安でした。

依頼者は、姉の同級生のE美さん(28)
対象者であるご主人(30)は最近、急に残業が増え、携帯の通話料も以前よりかなり増えたそうです。
また、毎週金曜日には接待だと言い、女性用の香水を匂わせて帰ってくるなど、状況証拠はたくさんあるみたいでした。


次の金曜日の夕方、恵比寿にある対象者の勤務先が見渡せるカフェで張り込む事にしました。

19時過ぎ、対象者が現れました。女性と一緒に!
写真

ちぇっ…アイツやっぱり 姉はがっかりした口調で呟きました。


尾行開始です。


街には人が多く、失尾しないように必死でした。

2人は電車で渋谷に移動し、居酒屋に入りました。どこから見ても恋人同士に見えます。
隣のテーブルで会話を聞いていると、どうやら第2対象者(浮気相手)は、同じ会社の人間である事が判明しました。

店を出た2人は、駅とは逆の方向へと歩を進めました・・・ラブホテル街へ

写真

数分後、1軒のホテルへ入ってしまったのです。
わたしは、入っていく様子を撮影しながら体を震わせていました。学校の実習にはない極度の緊張感からでした。

写真

3時間後、ホテルから出てくる映像も撮影しましたが、その後、タクシーに乗車した2人を追い切る事は出来ませんでした。


依頼内容である「浮気の証拠を押さえる」を無事にやり遂げたこの時、絶対、探偵になろう!と決意しました。



その後、学校を卒業したわたしは“女探偵”になり、現在に至ります。



その時の報酬は廻らないお寿司屋さんでお腹いっぱい♪でした☆



まなみ 写真


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