●更新日 03/10●

宗教団体のお葬式紹介


人生最後のセレモニー。
親族、友人、そしてこの世との別れ、あの世への旅立ちの儀式、お葬式。

仏教やキリスト教以外に、名前だけはよく聞く他の宗教のお葬式とは一体どのようなものなのか?



まずはPL教団
PLとは『Perfect Liberty』の略で、甲子園優勝7回を誇るPL学園はこの教団の傘下。
PL教団には

「人生は芸術である」

という標語があり、大阪にある本部には大平和祈念塔という前衛的デザインの白い塔もある。
やはり葬儀にも前衛的、芸術的要素があるのだろうか?

PL教団には『PL式葬儀』というものがあり、布教士が仏教でいえばお坊さんの役目を務める。
お経のようなものはなく、布教士が故人に敬意を表した祭文を読み上げるとのこと。
しかし、特に前衛的だったり芸術的要素があるわけではなく、オーソドックスなもののようだ。



次に1月に教祖百二十年祭を行なった天理教
こちらも甲子園優勝3回を誇る天理高校が傘下にある。

葬儀は神道色が濃く、天理教教会で祭司が、故人の生涯も含まれた内容の祝詞(のりと)を読み上げ、参拝者は榊を霊前に供える。
また雅楽が演奏されるが、これも神道の名残だという。
また天理教の墓地もあるそうだ。

最後にアーレフ
地下鉄サリン事件等で日本を恐怖のどん底に突き落としたオウム真理教が名称変更した宗教団体。
先月20日、教祖だった麻原彰晃こと松本智津夫被告(一審=死刑)の起訴能力の有無について「偽痴呆性の無言状態にある」と訴訟を続ける能力は「失っていない」との精神鑑定結果が出た。

今でも道場付近には



「オウム教団は杉並区から出て行け!」

の幟が立っている。



葬儀について聞いてみると

「一言では中々説明できるものではなく、そこだけ取り上げられても誤解されると困るので…」

と回答拒否。

はて、どのような誤解をされる可能性があるのだろうか?
確かに、もし松本智津夫被告の存在が何か関係してくるなら誤解されるかもしれないが…。



li kouji


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