●更新日 03/07●
ライブドア“切ない”イベント実施中
ホリエモンが証券取引法違反で逮捕され、拘置所暮らしも早6週間が過ぎた。
最近はすっかり慣れたもんで、周囲に「時間が過ぎるのは早いもんですね」と話すほどの余裕を見せている。
しかし、巷は本人がいなくとも、永田議員の勇み足しかり、グループ会社離脱続出など、一連のライブドアがらみの騒動はいまだ止む気配はない。
そんな中、現在新体制で運営しているライブドアのサイト上でサービス展開している“Tセレクト”が熱い。
このサービスは、旧体制のころから行われており、デザイナーから応募されたTシャツデザインを掲載し、掲載期間中に受注数がある程度に達したら、生産化するというデザイナーとバイヤーが一緒に楽しめるサービスだ。
その中に昨年好評だったということで、
“第2回ライブドアロゴパロディTシャツ”なるイベントが期間限定で行われている。
要はTシャツのデザインに、ライブドアのロゴをもじったものや、ライブドアをパロディにしたものを集め購入者を募っているわけなのだが、今この時期に行うというのはさすがライブドア。
どんなことになるかわかってるのかわかってないのかは、こちらには窺い知れないが、ま、いずれにせよ前衛的ではある。
では、早速その中でも秀逸なデザインを紹介していこう。
『Fight』
『アイウィルサヴァイヴ。』
『チェンジ・ザ・カラー』
以上の3デザインは、現体制を応援するという意味合いも込めて作られたものであろう事は予想できるのだが、時期が時期だけに悲しいかな皮肉にしか見えない。
『liardoor』
『locked door』
『牢獄の扉』
以上の3デザインは暗に堀江体制時代のライブドアを皮肉っていると思われる。
まあ、ここまではパロディで済むのだが、
『強制捜査』
デザイナーのコンセプト(コメント):
引越しじゃありません
本当に大事なデータは新宿だったそうで...(livedoor T.SELECTページより引用)
『ビンボウヘノダイブ』
デザイナーのコンセプト(コメント):
誰かさんたちへ。
若くして、あまり金持っちゃいけません。
さぁ、俺のレベルまで飛び降りておいで。(同上より引用)
ここまでくると、明らかに馬鹿にしているとしか思えない。
しつこいようだが、これらのデザインはライブドアで行っているイベントにて発表されているもの。
自サイトであえてやるのは大変面白いがいかんせん時期が悪い。
ゆえに笑いをを通り越して、哀れで仕方がない。
第1回は、ホリエモン公認というのがウリだったのだが、今回はそうもいかない。
おかげで、作品数も半分以下に。
現体制の経営陣は、堀江色を消すことで躍起になっているが、もしなんかしらの意図があってこのような作品を取り上げたのであれば、それはただの晒し上げであって悪意しか存在しない。
先人を敬わないという精神は、誰かさんとなんら変わりないようにも思える。
しかしながら、Tシャツにはシャレが効いているのでよかったらこの機に購入するのもよいのでは?
株式同様、案外“色落ち”が激しかったりして。
探偵ファイル
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