●更新日 02/02●

ネズミさんアヒルさん、なんか夢売られちゃってますよ。


夢とおとぎの国東京Dズニーランド。

写真 ティッシュ配りは厳しかった

ゲスト(客)のリピーター率がほぼ100%といわれるだけあって、キャスト(スタッフ)の教育も徹底されていることで有名だ。

やはり夢を売る商売というものは、客への裏切り行為は厳禁ゆえ、縛りがかなりキツイ様子。

そんな厳しい中でルールと規律をしっかりと守る人でなければ、長年勤め上げることなんて到底出来ないだろう。
逆に長年勤め上げた人間は、会社にとって人格者と認められているはずだ。


しかし所詮、人間は人間。

写真
夢の国から程近いとある店で、



こんなものを見つけた。


写真

1度も退職せず5年間勤め上げたスタッフだけがもらえる
“勤続5年記念ピンズ”21000円(税込)。


これだけにはとどまらず他にも、

写真 勤続10年記念ピンズ
こんなものや、

写真 勤続15年記念ピンズ
こんなものはもちろん、

写真
様々なディズニーグッズが、

写真
高価な値段で販売されていた。

無論、これらのものは全て関係者以外手に入らない非売品ばかり。

ディズニーコレクター垂涎のレア物ゆえ高価なのはわかるが、そもそも経営元であるオリエンタルランドはこのことを容認しているのか?
直接聞いてみたところ、

「特に販売禁止という規定は設けてはいませんが、基本的に記念ピンズは感謝と社員の労をねぎらう意味で進呈しているものであり、それが販売されているというのは大変遺憾です。今後会社で対策を検討していきたいと思います」

どうやら、このような事態を知らなかったようだ。



TDLがオープンしてもうすぐ23年。

それだけ長い期間営業を続けているのだから、何百、いや、何千何万ものキャストが入れ替わり立ち代りしてきただろう。
そりゃ中には客の夢を壊すようなことをする輩も出てくるってもんだ。
右翼との癒着もそう。
それに比べたら、たかだかピンズぐらいでと思うかもしれないが、


写真 勤続20年記念ピンズ

さすがにこれはドン引き。


てか見た瞬間、思わずふいてしまった。

ほぼ創立時の社員がこんなことをしてると思ったら、いくらキレイごとならべても、結局奴らもこんな程度かと呆れるばかり。
これじゃ真面目に頑張っている社員に迷惑がかかるというもの。
夢の国にも老害っていたんだな。


もしかするとただ単に、基本理念を履き違えただけなのかもしれないが。



確かに、


“夢を売ってること”には違いないのだから。



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