●更新日 01/09●
『幸福の科学』で見た地獄
港区高輪に堂々と聳え立つ神殿のようなゴージャスな建物。
そう、ここは
『幸福の科学・東京正心館』
かつて東京ドームで自分が“エル・カンターレ”であると宣言した大川隆法氏を総裁とする宗教団体『幸福の科学』の施設である。
外観だけでなく中もゴージャス、白と金色を基調とした内装で統一されている。
仏教系でもキリスト教系でもないという幸福の科学だが、
「外国の方にはテンプル(寺)と説明しています」(職員)
中には礼拝堂があり研修室や売店、食堂、宿泊室等もある。
料理や飲物等に値段はなく、貯金箱のようなものにお布施をして飲食するシステム。
商品の値札にも『○○円』ではなく『○○円目安』と書いてあり、お布施として買う。
礼拝堂はキリスト教会のような雰囲気だが、祈るときは手を合わせて祈り、お経のようなリズムで祈りの言葉を読む。
仏教とキリスト教を融合したような感じだが、大川氏曰く、エル・カンターレは大川氏を分身としていた前は釈迦を分身としてこの世に存在し、キリストもエル・カンターレの指導を受けていた者らしい。
また『エル・カンターレ』というメキシコの覆面レスラーのような名前は金星の支配者だったエル・ミオーレが地球に来たときに改名した名で地球の言葉ではないそうだ。
別にルチャってるわけじゃない
多くの著作がある大川氏は、上の図のような漫画の原案も手がけている。
その中には過労死した“フルイデー(フライデーではない)”の記者が生前、ある宗教家を故意に貶める記事を書いた為に、
生皮を剥がされ、
溶けた鉄や銅を口から流し込まれ、
ありとあらゆる地獄の苦しみがあり、
千年以上出てくることができない“大阿鼻叫喚地獄”に落ちる
という話もあった。
どうやら他意があるとしか思えないこの記述。
事実はどうあれ、エル・カンターレの分身が思っている“地獄”とはこういうものなのだろう。
“幸福”ねぇ…
くわばらくわばら。
li.kouji
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