伝説の最凶最悪軍団、元旦に悪夢の復活！

伝説のバンド・ハイテクノロジー・スーサイドが元旦に復活！



過激な歌詞とライブで名を轟かせ94年の活動停止ライブは、鶴見済によって『フライデー』でも報道された。

今回のライブチケットは完売、発売中のベスト盤もインディーズでは破格のヒットを記録中。
会場は三軒茶屋へブンスドア。



前座が終わり、サイレンとマシンガンの音が鳴り響くなかハイテク登場！
ギターのMINATO 441S.Mは

「お前ら保険に入ってきたか！？」

と不吉極まりない復活第一声。

ボーカルのクレイジーSKBは会場後方から米国国旗を燃やして登場！

会場は早くも大混乱。



ライブが始まり熱狂する観客はモッシュで暴れ、

クレイジーは自ら五寸釘バットを頭に叩きつけ流血！



発炎筒も点火され会場は煙で充満。

ハイテクのハイテンションな演奏は続く。
９曲目『公開自殺宣言』（92年発表。まるで後の9.11を予期していたかのような内容）が終わるとクレイジーが客席に来てガソリンを撒く。



次に会場の装飾品である人形を鋸で切断。
続いてドラムを客席に投下！
各メンバーも破壊行為開始。

クレイジーが火炎噴射！



ドラム大炎上！

床まで燃えてるよ！

身の危険を感じ、最前から後ろに逃げようとしても人が多すぎて下がれない！
ヤバイ！と思った瞬間信じられない力で後ろの人達を押し返し炎を回避。

まさに火事場のクソ力。

スタッフが消火器で炎を消火。
場内は粉末で充満し咳と涙と鼻水が止まらない。
もう会場は大パニック！
逃げ惑う観客が一斉に出口に殺到しライブ終了。



消火器の味は塩味です。

「アメリカの文化は大好きだけど、アメリカの持つ威圧感は大嫌い」（MINATO）

という彼らは中東かハワイでレコーディングさせてくれるレコード会社と野外フェスのオファーを真剣に募集中。

「ひとつくらい悪役のバンドがいたっていいでしょ」（クレイジー）

壮絶な悪夢が初夢となった06年。

というか、無理矢理正夢になってしまったわけだが。



li.kouji