●更新日 01/06●
コスプレの美少女は怒っている!
昨年末に開催されたコミケ。
漫画家・駕籠真太郎氏が漫画やDVDと共に販売していたのは
『よい子のおもちゃ猟奇残酷フィギュア』
『うんこ映画祭』
氏は現在映像作品を募集中とのこと。
今回も大盛況のコミケだが、この盛況ぶりに複雑な想いを抱くオタクもいるという。
自称ヒステリックコスプレイヤー・Uさんに話を聞いた。
「電車男に影響受けた20前後の男やメディアの影響を受けた渋谷ではなく“原宿”にいそうな小中学生じみた女達をよく見かけます」
と今回のコミケには普段見掛けないタイプも多く来場し、いつもと違う雰囲気だという。
「コミケは戦場なんです。年に二回、普段は大人しくしている戦士達が集まる場所なんです。皆、遊びに来ているんじゃないんです。目当ての同人誌を買う為に闘っているんです。(一般人は)冷やかしでコミケに来るな」
ちなみ彼女達は目当ての同人誌が買えないことを“負ける”と言う。
メディアがオタクを間違ったイメージで伝えていることにも不満を持っている。
「オタクの男はキツイ、頭のおかしい男。オタクの女はメイドだと思っている。上から目線でカテゴライズするな」
またコスプレ広場に一般人やメディアが押し寄せて来ていることにもうんざりしている。
今回、少なくない数のトップレベルのコスプレイヤー達が他のイベントに流れ、コミケには参加しなかったという。
「純粋にコスプレを楽しみたいだけなんです。誰かの話の種にはなりたくないんです。コスプレ広場を中心にコミケは“荒らされた聖地”になっています」
と、グランジ・ブームを嘆くカート・コバーンのようなUさん。
「メディアに踊らされている雑魚は戦場に来るな。買い物の邪魔!」
と怒りをぶちまけたが
「でも私達の予想ではこのブームは6月で終わると見ているので、夏のコミケは大丈夫(元のコミケになる)と言われています」
彼女達の視線はオタク達を萌えさせるだけでなく、クールでもある。
li.kouji
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