●更新日 11/24●

反戦と抵抗!祭と書いてフェスタと読む!


『反戦と抵抗の祭(フェスタ)』



が都内で開催された。

会場周辺で監視している十数人の私服警官達に

「何しに来た?!帰れ!」

と抗議する参加者達。



しかし警官達は無言でニヤニヤしている。
参加者達は

「お前らストーカーか?!帰れ!」

等と更に激しく抗議。
その迫力に圧倒されたか警官達も後ずさり。

会場内では『パレスチナオリーブオイル使用チョコケーキ』『抵抗食』等拘りを感じさせる食べ物を販売。
『抵抗食』とは食べることによって

“資本主義、世界の貧困、環境破壊、石油等資源の過剰消費(戦争)に対して『抵抗』する”

意味があるらしいが、簡単に言えばおにぎりやピタサンド等、肉を使わない手作り料理。

トークセッションでは、日本政府から難民認定を受けられないクルド人二家族が最後の頼みの綱だった国連からも見放され、焼身自殺をしようとした父親の一人を止めると、その父親の娘から

「止めないで。私達にもう明日はない。死なせて下さい」

と言われた等、シリアスな話題が展開される。

他に映画の上映、写真やビラの展示会もある。



ビラはカラフルでユーモアに溢れた凝ったものも多く、思わず噴出してしまうものも。



昭和に作られた天皇制反対の8枚連作のビラは、世界中で貼られ海外でも報道されたという。



そして、海外を経由しNHK朝7時のニュースで報道され、当然ビラの映像も放映れたのだが、

「NHK朝7時のニュースは、昭和天皇が毎朝見ていたらしいんです」(作者)

と図らずも昭和天皇が実際に御覧になっているかもしれないビラなのだ。

デモのワークショップもあり、

「申請は72時間前までに」

とデモの申請手続きや心構え等を話し、その後プラカードを渡され、実際に街の中をデモ行進。

街にはもうクリスマス・ツリーがある。
その前にいるカップル達。
自然とジョン・レノンの「Happy Xmas(War Is Over)」が胸に流れる。

クリスマスなんか早くOver(終了)しろと願い行進した。



li.kouji(孤高の戦士)


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