●更新日 10/12●

法輪功、統一教会も祝福?!台湾『双十節』


10月10日は台湾で『双十節』と呼ばれ、建国記念日としてお祝いされている。
その双十節を祝うイベントが東京中華学校で行なわれた。

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台湾は日本で国家とは認められておらず、中国の地図で台湾は中華民国ではなく『台湾省』と表記されている。
会場に来ていた中国人留学生に、この記念日に関して聞いてみると、

「歴史的に見ると少し問題があると思いますが、私達若い世代は気にしません」

と結構冷静。

様々な露店の中には宗教団体が出している露店も多い。
仏教系、キリスト教系、更には法輪功まで出しており、世界日報(統一教会系新聞)を配っている人までいる!
ちょっとした宗教コンベンションのようだ。
ちなみにこれらの宗教団体の多くは、

「台湾でも有名です」(イベント関係者)

とのこと。

しかしこの日、宗教団体以上に目立っていたのが台湾のおばちゃん
ある宗教団体の露店でピザのような絵で紹介されていた食べ物を注文。
ご婦人が出してきたものは…

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絵とかなり違う。美味しいけど。

しかも料金の四百円を払う為千円渡すと戻ってきたおつりは、

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食券六枚!

ご婦人はあっけらかんと

「イマ オツリナイカラ ゴメンネ!」

もし一万円を渡していたらと思うと恐ろしくなったが、愛嬌がありどこか憎めない。

舞台で無名の米国人バンドが「Born to be wild」を演奏し始めると、 オバちゃん達が舞台に乱入し踊り始めた。
バンドの姿はオバちゃんに隠れほとんど見えない。

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舞台上の母を見て「やめてー!」と叫ぶ娘もいる。
あげくの果てにはマイクを掴んで

「Everybody say yeah!」

とボーカルを勝手に担当するオバちゃんもいる。
米国人バンドもこの熱狂振りに、

「ガンバレ!タイワン!」

と意味深な激励を連呼。


国際社会では難しい立場にいる台湾。
しかし、オバちゃんパワーがある限り乗り越えていけるかも。


だが、悲しいかな、

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こんな美人が将来あのようなオバちゃんになると思うと、ちょっぴり複雑である。



li.kouji


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