●更新日 10/11●
ヤラセなし!涙涙のガテン試写会
10月22日公開の韓国映画「私の頭の中の消しゴム」はとにかく泣けるらしい。
どれくらい泣けるのかというと、
試写会の進行表に「客の号泣」が予定できるほど、泣ける。
これだけでもちょっと変わった試写会なのに、
「ガテンな男達」限定だというのだ。
続々と入場するガテンたち。
来場者全員には白いタオルが配られ、なぜか「頭に巻くように」とお願いが。。。
あまりに泣ける為「タオルで涙を拭いてください」という意味のようだ。
果たしてどれだけ泣けるのか。
観客と一緒に鑑賞してみた。
上映開始後、1つの謎が明らかになる。
主人公の男は大工さんだったのだ。
「ガテン」にこだわる理由がここにあった。
物語終盤、いよいよテレビカメラによる「場内号泣撮影」の時間になると、会場には予定通りすすり泣きの声が。。。
あまりに悲しく美しいストーリー展開。
泣ける映画と言うのは本当だった。
朝鮮語を話す女性記者も祖国の感動ラブストーリーに最後まですすり泣いた。
上映終了――。
しかし感動は止まらない。
続いては「一般客号泣感想撮り」である。
ところが、、、
そこに号泣はなかった。。。
それはつまり、ヤラセ要員などいない、ガチンコの号泣試写会だったことの証明だ。
感動はしていたが、場内が急に明るくなったため余韻からさめるのも早かったのだろう。
そして試写会最大のイベントはこの後だ。
来場者の中で1名、ゲストの川村ひかるを“お姫様だっこ”できる!
ガテン一色の会場は一気にヒートアップした。
抽選で選ばれた2名が腕相撲をし、勝者に権利が与えられる。
その対決のレフリーを務めたのは、
このためだけに呼ばれたという、日本アームレスリング連盟会長・遠藤光男さん。
とことんとも言える、ガテンへのこだわりぶりだ。
見事勝利を収めた男性。
号泣して腕相撲して川村ひかるを抱っこ。
これだけてんこ盛りなイベントが、これまで他にあったろうか。
あまりの目まぐるしさに、
ガテンたちも目がテン。
「私の頭の中の消しゴム」
監督・脚本/イ・ジェハン
出演/チョン・ウソン、ソン・イェジン、ペク・チョンハク、イ・ソンジン
(2004韓/ギャガ)117分
★10月22日(土)より全国公開! タオル持参を推奨!
カグウェル
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