●更新日 08/28●
貧乏人大反乱集団、とんでもないデモを敢行!
貧乏人大反乱集団の集会日がやってきた。
高円寺ニート組合主催「放置自転車撤去反対!オレの自転車返せデモ!」
「勝手に自転車持っていって金よこせとは何事だ!金返せ!チャリ返せ!」という彼ららしい楽しそうなデモだ。
高円寺の集合場所にはすでに50名程の人数が集まっている。
そして進軍ラッパが聴こえてくると渋滞で遅れていた松本氏がトラックに乗って登場!
今回はサウンドデモという荷台に機材を設置しバンドやDJがプレイし、参加者が踊ったりしながら行進するデモ。
「消費税増税賛成!嘘です!」
「べ・ヨンジュン!」
と、こんなおちょくったノリでデモ開始。
警察もこの形式のデモとノリは想定外だったのか戸惑っている様子。
「人の自転車勝手に持っていって五千円払えですよ!こっちは月の収入を時給に換算すると200円ですよ!貧乏人からボッタくるな!これはもう乱れるしかない!」
松本氏の主張に参加者達から拍手喝采が送られる。
「路上は我々のものです!すさまじい勢いで中野を大混乱させてやりましょう!」
というアジテーションの中、大盛り上がりのデモ隊は週末夜の中野に突入。
大音量で流れる音楽、楽しそうに行進していく参加者達。
しかも主張はあくまで「自転車撤去反対」。
それを大真面目に監視する多数の警察。
そしてカモフラージュの為かカジュアルな服を着ているのだが、それでも一般人とは違う怪しい雰囲気を放ち、無言でビデオカメラを回す公安らしき人達。
普段滅多に見ることのできない痛快な光景が生み出される。
歩行者の中には足を止めて見入っているどころか参加する人までいる。
まさにちょっと過激なハ―メルンの笛吹き男。
確かにこのサウンドデモ、クラブやライブとはまた違う解放感が味わえてとても楽しい。
「これでもう自転車撤去はなくなるでしょう!」
最後に意気揚々とアピールした松本氏。
本当に自転車撤去がなくなるかは分からない。
しかし、敵が増えてしまった可能性はあるかも?
li.kouji
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