●更新日 08/16●
噂の劣悪ペットショップ
今、巷でとあるペットショップが問題になっている。

先日、動物保護を目的に約20人の有志がその店に向かった。
店は練馬にあり、以前から動物の飼育状態が酷いという噂が絶えないとのこと。近隣からも「あの店の風下に来ると臭い」との評判。
覗いてみると、確かに店の動物の保管状態は酷い状況だった。
モルモットの餌は腐ったじゃが芋とレタス。

ひからびた水。

ハリネズミにはドッグフード、ウサギには鳥の餌を与えているとのこと。
どの動物も小さな籠に詰め込まれており、有志の方は「今、助けてあげるからね」と涙を流していた。

▲ギュウギュウ詰めの鳩

店内に入ると、店の一番奥に犬が“保管”されていた。

店長曰く「この犬は毎日お店の中で自由に歩かせている」とのこと。
しかしその犬は、人には慣れておらず、筋肉も衰えているようだった。

よく見てみると、どうやら病気にかかっている様子。

目のキワが膿んでいるのがわかるだろうか。
有志は、店長から同意書にサインをもらい、弱った哺乳類の保護に成功。
問題の犬には「カイセン」というノミが発生し、かゆみを伴う病気が目の周りを蝕んでいた。
「カイセン」は人にも感染する病気である。
この一件で保健所が乗り出す動きも出てきた。
しかし店側は、
「勘弁してよ。もっとひどい店沢山あるでしょ」
と、さも自分たちは悪くないとでもいうのだろうか、ペットショップでありながら、自分たちが動物たちに行っていることを反省する様子が微塵も感じられない。
そもそもこのペットショップ、怪しい点がいくつも見受けられる。
我々が去る際に、窓から鳥を逃がしていたり、
店の3階から犬の吼える声がしたので、見せてもらおうとしたが拒否されたり。
なにか隠し事でもあるのだろうか?
さらに有志の女性の1人に対し、店から頻繁に脅迫電話がかかってきていることが判明。
このペットショップで、一体何が行われているというのだろうか?
有志たちの闘いは、まだ始まったばかりだ。
夏見
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