●更新日 08/10●
NHK朝日バトルの火種団体は役者ぞろい?
「女性国際戦犯法廷」。
旧日本軍の慰安婦問題について、昭和天皇に有罪判決を下したユニークな人たちの集まりである。
今年早々のNHKと朝日新聞のバトルの火種にもなったこの民間法廷。
耳にしたことのある人も多いだろう。
この法廷資料などを公開する“資料館”が8月1日から都内でオープンしている。
中国の人民日報によれば、「最終的に場所の提供に同意したのは日本キリスト教会館のみ」と、場所選びにはかなり苦労したのだと言っているようなのだが、
これほどピッタリなところは他にないような気もする。
館内入り口には従軍慰安婦だったという女性らの顔写真が並べられ、中の受付を通ると展示ルームへと進むことができる。
3つ目のブースに、それはあった。
昭和天皇の他にも、東条英機ら旧日本軍上層部らが「有罪判決がおりた日本軍の責任者たち」として紹介されている。
▲「女性国際戦犯法廷」での昭和天皇に対する判決
この法廷には松井やより(2002年死去)という元朝日新聞記者が参加しており、資料館では彼女の作業部屋まで再現されている。
松井やよりミュージアム、といった要素もあるのだ。
彼女を代表に選んだ覚えのない国民がほとんどであろうが、この法廷はもともとシナリオの用意された学芸会のようなもの。
ネタなのかマジなのか、一方的に死者を裁こうという発想も、それを公共放送で取り扱おうという発想も、一般人には到底追いつけないものであろう。
ざっと資料を見た後、隣のブースに移ろうとしたのだが、、、、
「えーん、えーん」 (→音声ファイル)
記者を待ってましたとばかりに女性が泣き始めた。
彼女は「ほら見てよ……」と言わんばかりにこちらをチラチラと見てくる。
▲服装からもアピールする気満々!
裁判だけでなく、資料館の中まで学芸会化していたとは。
カグウェル
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