●更新日 07/14●

ロンドン爆破テロ事件の謎


7日午前8時51分から9時47分にかけてロンドン中心部で発生した地下鉄3カ所、バス1台の同時爆破テロ事件は11日現在、死者50名以上、負傷者約700名以上という大惨事となった。

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ロンドンの地下鉄(チューブ)は、東京の地下鉄のように複数の路線が網目のように張り巡らされている。
乗り換え駅などでは地上まで長いエスカレーターで上がる所も多く、避難に時間がかかったことも、負傷者を増やしてしまった理由のひとつと考えられる。

写真 出口まで遠い…。


英スコットランドのグレンイーグルズで開かれていた主要国首脳会議(G8サミット)で、ロンドンの警備は手薄だったところはあるが、現在イギリス国内では、テロについて多くの疑問が話題となっている。


・金融街を通過するセントラル・ラインを狙った方が被害が多かったはずなのに何故イスラム系住民も多い地区を狙ったのか?

・観光客や若者が多い中心街であるピカデリーサーカスから外れたラインを狙ったのか?

・8時50分という時間は、シティー勤めのサラリーマンはすでに出勤済みの為、10時11時から始まる仕事である店員や観光客など一般人を狙った一種のデモンストレーションなのか?





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狭く小さい車両


1980年代、IRA(アイルランド共和国軍)のテロに日常的に晒されていた為か、学校・企業は日常に戻り冷静な対応をしているが、イギリス在中の日本人からは

「日本大使館の駐在員のほとんどがG8でスコットランド入りし、それに対して日本人在留への通達は無く、HPも更新無しだった。
ブレア首相はG8を中断しロンドンに戻り対応したのに比べ、小泉さんは大使館員に、ロンドンへ戻り自国民を守れ、と言わなかったのか?」

と不信感と非難の声が上がっている。



ソルト


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