●更新日 06/22●
駐車場所まちがえるとペシャンコになります
これは単なるマンション解体作業ではない。
道路にまで、はみでている。
現場は東京の南青山。
第一報によれば、昨日午前9時55分ごろ、南青山の解体中のビルで縦約10メートル、横約2メートルにわたって外壁が崩れ落ち、下敷きとなった作業員の男性1人が病院に運ばれたということだ。
「朝通った時は壁があったのにねぇ」(50代女性)
外壁は3階建ての高さがあったという。
瓦礫の撤去作業中も時々小さな地震のように揺れることがあったから、倒壊時の衝撃は凄まじかったに違いない。
その現場で、最後まで注目されたものがある。
近所の謝罪回りに現場に現れた関係者も目が離せない。
野次ウマ化した警官も、覗き見るほど気になる。
視線の先は、、、
瓦礫に埋もれた車。
この時不謹慎にも、「車がどのくらいペシャンコになったのか」ということが気になる人は、少なくないかもしれない。
事実この時、集団で現れたスーツ着の関係会社社員は作業終了までただ突っ立ってるか携帯カメラで撮影してるだけなのに、警察の警戒線をくぐって最前線にいたのだから。
彼らが被るおかげで、マスコミも撤去作業の様子がなかなか上手く撮れない。
警戒線の外からでも何とか撮ろうとする某テレビカメラマンは「奴ら俺たちの邪魔してんのかなー」と愚痴をこぼしながら、その社員一人一人の顔をカメラに収めていくのであった。
▲「Back to the future」のデロリアンのように薄く……。
こんなものを見てしまうと、自分の愛車を工事現場の隣に置く事は絶対に止めよう、なんて思ってしまうものである。
ショベルカーに吊り上げられた車は、最後に「プー」とクラクションを鳴らし、その生涯を終えたのだった。
カグウェル
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