●更新日 05/22●

レッサーパンダ動物園で頭に枝が刺さり幼児死亡


レッサーパンダで一躍有名になった千葉市動物公園内にある「子供動物園」(動物と触れ合うことの出来る施設)で4月10日、当時1歳7ヶ月の男児がベンチから転落。サツキの枝が頭に突き刺さる事故があったことが19日に判明した。男児は今月12日、脳挫傷で死亡。

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      事故の起きたベンチ

事故当日、母親(35)と長女(10)と3人で来園。
目撃者の施設従業員によると、男児が長女と並んでベンチに腰掛けていたところ、母親が離れた所から長女を呼び、長女が立ち上がった直後に男児がベンチから後ろへ転落した。
母親が駆け寄り男児を抱き起こすと、後頭部にサツキの枯れ枝(直径約1センチ)が突き刺さっているのに気付き、「枝が刺さっている」と声に出し慌てた様子だったという。
ベンチ内側には立ち枯れした高さ60〜70センチのサツキの植え込みがあった。

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現在ではサツキは取り払われ、別の花が

取材当日は幼稚園の遠足が重なり、多くの幼稚園児が現場近くを訪れ、問題のベンチにも、次から次へと園児が腰掛けていた。
ベンチ脇にいた、母親2人から話を聞いた。共に小1と幼稚園の子を持ち、この日は幼稚園の遠足で来園。

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向かって右側の女性
男児を放置した母親に問題があると思う。2歳位だと、まだ親が側に付いていなければならない年齢。動物園側に落ち度はない。

左側の女性
例えば、目の前に水溜りのあるベンチがあったとしたら、子供がその前に座らないよう気を遣うし、それが当たり前になっている。でも今回の事件はちょっとかわいそう。

他には……

2歳と4歳の子持ち男性(20代)
親が悪い。子供はすぐに後ろに倒れるので、普段から後ろ側に座布団を敷くなど気を付けている。

30代男性
子供が利用する場所なので、突起物は無くしてほしい。

どちらにせよ、幼い子供は自分で身を守る能力に欠けている。大人がフォローしなければならない存在であることは間違いない。

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ぽん


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