●更新日 05/15●

新入生よ騙されるな!悪質勧誘の手口を公開!!


毎年春の新入生が入ってくる時期には、各大学で統一教会系の偽装サークルへの勧誘が特に活発に行われていることは、周知の事実。


その手口をここに公開する。



勧誘方法として、かつては青山学院、上智大学といった都心のキリスト教系大学で、クリスチャンの学生を対象に、統一教会へと「改宗」させるという手口が中心だった。
しかし、これらの大学では学生への周知や被害者への情報提供を徹底した結果、以前よりも勧誘が困難な状況になってきている。

そこで、近年では都内の非キリスト教系の大規模な大学へと、主な活動拠点が移りつつある。
その場合、宗教色を全く出さないサークルを偽装するというのが一般的。
合コン(もちろん“合同結婚式”の略ではない)、食事会、各種パーティーなど、気軽に参加できる雰囲気のものが多い。
そして、数回接触するうちに、次第に宗教色を強めていき、統一教会関連組織の集会に連れていくというパターンだ。

写真(クリックして拡大)
▲キャンペーンを偽って配布する「ピュアラブキャンディ」の宣伝


その他、“キャンパスライフ”という広報誌を媒介にした方法もあれば、占いブームを利用した手相や人相の占い、就職適正テストなどを偽装することもある。キリスト教系の大学の場合は、キリスト教関連のサークルでは怪しまれるということで、人生を考えるサークル、哲学の研究会などを偽装するケースも増えている。


写真
▲“キャンパスライフ”のロゴマーク



騙されてついていくと、洗脳目的の各種セミナーに参加させられる。
当初は短期間の内容で宗教色も薄いのだが、その後のセミナーではその傾向が増し、統一教会であることを前面に打ち出すようになっていく。
洗脳されて信者になると、勧誘や商品の販売のノルマが課され、他の信者との共同生活に入ることも。


いずれにせよ、勧誘される時点で自分がそういった雰囲気を自ら醸し出しているということをお忘れなく。



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