●更新日 04/28●

西武と改造ラッシュ


池袋西武は、地下の部分に関しては元々は何もなかった所に次々と穴を掘り、売り場面積を拡張していったという経緯があります。

その為、土台がどれほど安定した状態を保っているかという事については疑わしいようで、災害時に悲惨な状況になるのではないかと心配している店員が多いようです。 ある建築家曰く「あそこはかなり危ないんじゃないの」とのこと。



中でも特に心配されているのは、南ゾーンの拡張に伴う「継ぎ目」の部分。


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その継ぎ目の部分に隙間が生じているのはハッキリと確認可能で、下からの空気が売り場内に入ってきたり、埃が舞い上がったりするほどです。

大地震の時は、この継ぎ目の部分から崩壊するに違いないと、以前から継ぎ目付近の売り場の店員たちの間でも噂になっているとか。



また、各階に設置されていた喫煙スペースが、暫く前に突然廃止されました。

ここは一時期、何人ものホームレスに占拠されてしまい、一般の客が使いにくい状態になっていたことがあります。

客からの苦情で、売り場の店員が注意を促そうとしたら、ホームレスが逆ギレして「俺たちも客だろ!?」などと怒鳴り、トラブルになったこともあったとか。

その喫煙スペースが廃止された表向きの理由は、近年の傾向に対応して、デパート内の禁煙・分煙を促進するため、ということになっています。

しかし本当の理由は、この喫煙スペースが現状では消防法に定められている建築基準に違反していたからだとか。

改めて調べられたりする前に、禁煙ブームに便乗して、このような処置をとったということでしょう。



実は、他のデパートでも近年、急速に喫煙スペースが廃止になってきましたが、それは池袋西武と全く同じ理由による所が非常に多いから。

少なくとも、日本橋や新宿などの古い建物の老舗デパートでは大半がそうであり、これらのデパートは何故か近年こぞって改装ラッシュが続いていますよね…。



山木


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