●更新日 03/26●

「ニャンコ先生」言いたい放題


北海道で「ニャンコ先生」という方が、ボランティアで多くの犬猫を引き取っているそうです。


     ▲ニャンコ先生の「保護施設」


    ▲出入口には立ち入り禁止の貼り紙

しかしこの方、なんだか問題が多い方のようで……。

(Aさんの話)
事情があって3匹の猫を預かってもらったんですが、「1匹を返して欲しい」と言ったら「3匹一度でないと返さない」と言われました。
その後「3匹とも返してほしい」と言ったのにどうしても返してくれない。
理由を聞いても「(Aさんには)飼う資格がない」と言うばかりでした。

その後、Aさんは札幌簡易裁判所へ調停を申し立て、ニャンコ先生に対して猫の返却を求めます。
そして最近になってようやく、猫たちを返してもらう約束を得ることができました。


      ▲提出された調停申立書

このニャンコ先生、以前から付近住民とのトラブルが絶えず「救護とは名ばかりで、糞尿にまみれの劣悪な環境で犬猫を次々に死なせている」などとも言われています。


       ▲室内はゴミが散乱

大手マスコミや個人のHPでも取り上げられ、大騒動になりました。


   ▲裁判所前でニャンコ先生を待つ報道陣


     ▲この件を取り扱った写真誌

ところが、Aさんの調停で思わぬ事態が発生します。

北海道テレビがこの件を取り上げたことで、ニャンコ先生が「Aさんの要求には応えられない」という旨の主張を始めたのです。
要するに「よくもテレビで悪口言いやがったな! 猫は返してやらん!」ということ。

更にニャンコ先生は自ら局に乗り込み、番組内で自分の主張を語気も荒げにぶちまけます。






 ※動画    


動物愛護には「動物たちが可哀想」という気持ちだけでは片付かない問題があるとはいえ、預かった猫を返さないというのは、おかしな話です。
それとも、返したくても返せない理由でもあるんでしょうか?
『「犬猫の虐待じみた放置」は事実であり、Aさんの猫は既に……』とか?
そうでないことを願って止みません。
お願いしますね。ニャンコ先生。



特捜班・九坪


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