●更新日 03/18●

手動踏切に向かって叫べ!


「爆弾仕掛ける」との脅迫があったり、社長が謝ったり、事故を起こした係員に操作ミスの前歴があったりと、次々と続報が流れる東武鉄道手動踏切死傷事故。

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踏切は頻繁に作動。通行中に警報機が鳴り、慌てて走る歩行者の姿が何度も見られた。
距離は記者の足で50秒程。長い。
何度か渡ったが、踏切の真中で警報機が鳴り、走ったことも。


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操作室でハンドルを回し遮断機を操作する係員。安全確認と共に頻繁に繰り返す。2名が常駐。


現場付近で話を聞いた。

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<中学2年3人>
事故直後、救急車を踏切で見た。
閉まった踏切を潜って通り抜ける人をよく見かける。
捕まった係員も可愛そう。親切で開けてあげているのに。



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      ▲操作室と事故現場を背に


事故を見た。
現場のすぐ傍で人を待っていたら、踏切が開いた瞬間電車が来て、「ボン」という音がした。
怖くなり走って逃げた。


思い出したのか「あ〜」と言って頭を抑えながら少し離れた所へ走り出す一幕も。
事故直後の現場を見た彼女の友人(中2男子)は、

ピンクの服を着た少女が泣きじゃくっていた。

<他の声>
怖いので、事故後は少し離れた踏切を利用している(50代女性)
30分も閉じている時がある(50代男性)
手動が良いか悪いかはなんとも言えない(踏切で誘導していた電鉄職員)
友達のお母さんが事故で亡くなったとテレビで知り、びっくりした(小5男児)



踏切に向かい、大声を上げる老人がいた。

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小寺良吉90歳。建具職人。

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1年前、町内会での活動をきっかけに交通安全運動に目覚める。それからは街角で、浪曲で鍛えた声を高らかと響かせ自作の交通安全の標語を読み上げるようになる。


――なぜ交通安全に力を入れているのですか?

先はないから、ひとつくらい、いいことをしておきたい。


<老人が叫ぶのを興味ありげに見ていた小学5年男児>

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意味わかんない。



ぽん


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