●更新日 03/02●

新宿18歳バイト店員惨殺、マスコミは灯台下暗し


昨日、東京新宿のビル6階にある飲食店で男性が血まみれで倒れているのが見つかった事件。

昼すぎの第一報後、現地では犯人がまだビルの中にいるのではないかと囁かれていたということで、現場に急行。
しかし、実際そのように緊迫した空気はなく、機動隊らしき姿も見られない。
夜の報道で事件の詳細が伝えられたが、血まみれの男性を見つけたのは出勤してきた別の店員。
犯人は既にその場からいなくなっており、犯人潜伏説はまったくのデマであった。
さらにそのデマは、警察がブルーシートで規制をかけた最前列で現場検証を見守る一人のおじさんが流していたことがわかった。


  ▲通りの向こう側までが立ち入り禁止に。

3月になったがこの日の気温は低く、現場で待機するマスコミの体力も徐々に削られる。
現場検証は20時ごろまで続き、ベテランカメラマンも「こんなに長いのは珍しい」とこぼすほど。


▲男性が発見されたのは雑居ビル6階の居酒屋「鶏じゃあ」。


▲警察はビルの入り口付近に何やら重大な関心を寄せていた。(向かいのビルより撮影)


  ▲カメラに気づきこの後怒り始める警官。


▲規制が解除されビル入り口付近に殺到するカメラと野次馬。警官に「そこどいて。みんなそのチョークの丸しか映すところないんだから」と説明し、皆競うようにカメラを一箇所に集中。


   ▲テメーの足元にもあるんだけどね。


刺された箇所は70箇所、被害者は上京して間もない18歳のアルバイト店員だった。
犯罪の多いイメージがある新宿でも、これだけ凄惨な事件は稀だ。
店からは売上金の一部、20万円以上がなくなっており、警察は強盗殺人事件と断定して捜査を始めている。



ぽん&カグウェル


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