●更新日 02/22●

府中刃物男、いまだ捕まえられず


14日、府中多摩中央信用金庫の駐車場と道路の境目にて、同店営業課長、後藤博樹さん39歳が刃物を持った男に刺し殺された。
事件から一週間が過ぎたが、未だ犯人逮捕には至っていない。

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        ▲事件直後の様子

正義感の強い後藤さんは果敢にも男に飛び掛ったが、頭や腹を数ヶ所刺され、同僚の呼んだ警察が来る前に力尽きてしまった。


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日常生活の中で突然の不幸な事件で命を落とした後藤さん。
彼は何故殺されなくてはならなかったのか。

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▲後藤さんの住んでいた住宅街には築4〜5年の一軒家が並ぶ。

住宅街は4〜5年前に引っ越してきた住民同士で交流が盛んとのこと。
子供を通じての友好関係が深いようだ。

付近住民は口を揃え「後藤さんは大らかで良い人だった」と話した。
「正義感が強い」「家族思い」と話す人の中には、事件の事を聞いただけで怒り出す人も……。

後藤さんの住んでいた家は一階の雨戸は閉め切られひっそりとしている。
何でも新聞や刑事が大勢来て、嫌気がさしてしまったとのことだ。


後藤さんには小学校低学年の娘さんがいた。

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        ▲近くの小学校


「突然父親を殺されるなんて思い出をしょって生きてくなんてねぇ」
近所の女性は悲痛に語った。

犯人は残された人たちの悲しみを理解できるだろうか。

一日も早い犯人検挙が望まれる。



廃太郎


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