●更新日 02/07●

続発する動物虐待・その現場


昨年末から大阪府ではわかっているだけで7件もの猫虐待事件が発生している。
しかもうち6件が未だに犯人が見つかっていない。
先日探偵魂に掲載された大阪市鶴見区をはじめ、八尾市・旭区・枚方市・東住吉区・豊中市・富田林市の7つのエリアで猫の虐待及び殺害事件が起きている。
この7つのエリアで殺害された猫は合計26匹におよび、虐待されて生き残っていたのはただ1匹だけだ。

何故こんなに虐待・殺害事件が多発するのか、上記のエリアのうちのいくつかに足を運び殺害された現場の様子を窺ってきた。
現場に行くことで、犯行の手がかりになるものがあればいいが……。

先ず、大阪府枚方市で現場となった山田池公園


暗視モードで撮影してやっとこの明るさ、肉眼で見ると何も見えない。
近隣の住民は夜になると殆ど公園に近寄らないそうだ。

次に大阪府八尾市の久宝寺緑地公園
数少ない街灯が夜の公園の不気味さを一層際立たせる。


この写真も暗視モードで撮影したのだが、街灯以外何も写らない。
虐待犯以外のものが出てきても何ら不思議ではない。

最後に大阪府豊中市の西丘小学校。
ここでは以前に首と胴体を切断された猫の死体が小学校敷地内の砂場に埋められていた。

 ▲当時の砂場に添えられていた生徒達からの花

先月の1/31にはこの小学校で飼育されていたウサギ15羽が毒殺、鶏は首を切断され殺害されるという事件が起こっている。
同じ場所でこういった事件が起こることに対して、学校横の公園で子供を遊ばせていた親達は、
「最近こういった事件が増えているので、子供達を外で遊ばせる事が不安でしょうがない。動物を虐待する人はそのうち人間をも虐待する感覚で殺しそうだから……」
と不安の色を隠せないでいる。

取材からの帰り道に、こんなものを見つけた。



心無い人間の理不尽な行為がこれ以上起こらない事を祈らずにはいられなかった。



huze


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