ヤフオクでも売買？招待セールで儲ける女たち

季節の変わり目や店頭セール終了後、衣料メーカーやブランドが特定の固定客へ向けて行っている『招待セール』。


　　　　　　▲どこの会場も大盛況

ヤフオクではラルフローレン、Max&CO.、A-NET（ズッカ、ツモリチサト等）などの人気ブランドの招待状が高値で売買されている。
出品されている招待状は、メーカー側の流出より登録者からの出品がほとんど。家族全員の名前で登録していると招待状が複数枚届くため、余剰分を出品しているのだ。

定価の30〜80％引きという激安で買えることを活用して稼ぐ女性が多い。実際、セール直後のヤフオクは充実したラインナップとなる。

会場で話を聞いてみた。


　　▲男性物ばかり選ぶ女性

「招待セールはよく行きます。毎回ではありませんが、同じものを２枚買ってオークションに出すことも。定番コートやシャツなど、無難な品の方が売れます」


　　　▲40代主婦２人組

「お店（セレクトショップ）をやっているので、仕入れに利用しています。招待セールの情報交換や、チケットの譲り合いとかよくありますよ。基本的に業者禁止してないしね」


ある衣料メーカーに勤める社員に、この現状について聞いてみた。


　　　　　　▲買ったもん勝ち？

「どんな高級ブランドだって、定価の１割で売っても損しないからね。処分するにもお金がかかるし、在庫抱えるより70％オフで売る方が全然儲かる。特に招待セールは、『招待＝選ばれた』『70％オフ＝超お買い得』という潜在意識から、短期間でかなり売れる。オークションについては社内でもあまり関心無いよ。逆に日本未発売のものを大量出品される方が怖いかな」

と、かなり楽観的なようだ。
ちなみに入手しにくい招待セールは『オ●ワード樫山』と『PINKH●USE』。
社員と家族しか入れないシステムの為、招待状がオークションに出る枚数は少なく、割引率も30〜50％と低めだ。

自社ブランドの招待セールチケットで、女の子を口説くのも新たな手かも。



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