●更新日 01/31●

無残……猫虐待、殺害多発現場


虐待により殺害された16匹もの猫の死骸が、昨年9月以降相次いで見つかった。
場所は、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地。

犯人の男は、同公園内の人工岩に猫を打ち付けていた。
通行人が発見し、同公園事務所を通じて通報、逮捕に至った。
特に死骸の数が多かったのは、



「花の丘」と呼ばれる一角。

この近辺事情に詳しいKさんに、死骸が見つかった場所の案内をお願いした。



(※下記で紹介する場所は全て花の丘内部です)

人工の滝↓



犯人は、猫を滝壺に放り込み、這い上がってきた猫を再び滝壺に放り込む、という行為を猫が息絶えるまで続けていたという。


ベンチ↓



コーンが立てられ、死骸のあった場所には黄色いテープが張られていた。
Kさんによると、ここで死んでいた猫はベンチとコンクリートの間に頭を挟まれていた状態だったという。
しかも犯人は、ベンチとコンクリートの間に挟んだ猫の頭をさらにベンチの上から踏みつけていた
ここで死んでいた猫は、Kさんが特に可愛がっていた生後6ヶ月の子猫だった……。




犯人は他にも猫の口の中に、木の枝や石などを詰め込み窒息死させる残忍な犯行を重ねている。





もうこんな事二度とあってはならない、こんな思いは二度とごめんだ。

Kさんは案内中に何度もそう主張し、時折目に涙を浮かべていた。


公園職員曰く、「現場周辺には(猫の)死骸はもう無い。見つかったとしても、既にカラスがついばんだ後で白骨化した死骸だろう」との見解。
管轄する警察署の調べによると、
“猫が餌を散らかしているのが気に食わなかった”
“猫を呼んでも自分の所に来ないことに腹を立てた”
事が猫殺しを企てた犯人の動機だという。


「犯人は略式裁判の決定により罰金を支払い既に釈放されています。犯人が再び犯行に及ぶようなら実刑判決は免れられないでしょう」(同市鶴見警察署の職員)






公園内には、いまだ多数の猫が生息しており、今日も一生懸命生きている。



huze


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