●更新日 01/18●

問題多き産●大学


以前から、入試センターの高校生接待・スーフリ問題・飛扇会(OB会)の会費不正使用・学生会の会費不正使用…と、スキャンダルの多い産●大学。




今回、元・入試センター事務員の星野美佐さん(仮名)に、裏事情を聞くことに成功した。


「5〜6年前からAO(アドミッション・オフィス)入試が始まり、産●大学では書類審査と面接だけで合否が決まるのを逆利用していました。というのも少子化で減る学生を確実に確保するために、学校見学や説明会などで積極的な子にはAO入試を執拗にアピールしていました」


大学側の青田買いは高2の冬から始まる。成績優秀者・入学意思の強い子・中小企業の子息など、入れたい生徒に対して、執拗な勧誘・アピールをするだけでなく、大学主催の面接練習会でAO入試の練習を何度もするのだ。その内容は試験当日の質問のまま。事実上、入試解答を教えているのだ。



▲最新設備を常に取り入れている校舎


「入試センター内部では、入れたい生徒の個人名(中小企業の役員子息など)が飛び交ってますし、『面接会に呼ばれている子=ほぼ内定』です。つまり夏の面接練習会の段階で、すでに入学者の何割かが決まっています。それだけでなく、入学予定の高校生を集めて、意見交流会の名目で温泉旅行に招待(接待)していました。」


また、フレンドリーでカッコイイ&美人の在校生をバイトとして雇用し、見学に来た高校生に校内ガイドとして案内させ「ウチの学校はいいよ」と宣伝を強制。
在学生をコンパニオンとして利用したり、進路指導の高校教師へは資料と称して高級菓子折り・ノベルティグッズなど、大量のお土産を渡していた。
それらを含めた広告費は、年間2億円以上だと星野さんは言う。



▲「代官山ファッション」の仲間入り?


さらに近年、企業との繋がりを持つために役員子息を集めやすい経営学部を設立し、生徒が希望しそうな代官山にオシャレなキャンパスを建てた。
しかし、内情は高い授業料のわりに授業がカリキュラム化され、選択できる科目が少ないので専門学校状態だと、学生間で不満が出ている。


大学入試の季節。あなたの選んだ大学は大丈夫ですか?



ソルト


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