●更新日 12/25●

大手電器メーカーの印象


SONYタイマー。

「SONYの製品は保障期限が切れた頃に故障する」という、SONYにとっては不名誉な風評からきた言葉だ。



これについて某家電店勤務のAさんに聞いてみると「あくまで、一家電店員の印象だけど」と前置きして、以下のように解説してくれた。

私たちの印象としては「SONY製品は重い」ってのがあるんだよ。同じ製品にしても、SONYがダントツに「重い」。
要するに、他のメーカーに比べて多機能過ぎるんじゃないかな?
精密になるほど、部品が多くなって重くなる。
構造が精密だから故障が多くなる……ということだと思うよ。



ついでに「一家電店員の印象」として、幾つかの家電メーカーの特徴を話してもらった。

SONY
「楽しい製品」が多いね。他のメーカーにない機能を付けていることが多い。
開発力も強いし「商品を楽しもう」と考えるお客さんには向いてると思うよ。

松下
配線や基盤など、細かい部品にとても気を使って、いい製品を作ってると思う。
それと、商売が上手いメーカー。よく「まねした電器」なんて言われてるよね。
まあ、そんなことお客さんには関係ないからいいんだけど。

ビクター
最近の音楽の傾向として、高音でアップテンポの「賑やかな曲」が多い。「重厚な音楽」は流行らないんだ。
高級なオーディオ機器の需要が少なくなってきたから、音響機器で伸びてきたビクターさんとしては苦しい時代なんじゃないかな

日立
洗濯機や掃除機など「モーター製品」に強いメーカーだね。もともと造船業の会社だから。
ただ、日立のモーター製品が抜きん出て良いかと言うと、実はそんなこともない。
これはもう、市場のイメージだろうね。「日立=造船=モーターがいい」というイメージが根強いんだ。
「洗濯機は日立と決めているんだ」なんていうお客さんが、未だにいるくらいだしね。


     大阪の家電街「日本橋商店街」

冬のボーナスで、家電製品の購入をお考えの方。一応、参考までに。



九坪


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