●更新日 12/22●

奈良女児誘拐殺人事件 〜調査員の視点〜


発生から約1ヶ月以上が過ぎた奈良小1女児誘拐殺人事件。未だ犯人逮捕には至っていない。


     花が供えられた遺体発見現場

以下:調査員九坪(青)とカリメロ(黒)の会話

この犯人、本当に鬼畜ですよ。なんとかこの手で捕まえてやりたいですよね。
警察に任せるべきでしょ。いろいろ悪口も言われるけど、彼らは犯罪捜査の専門家だよ。民間人が首を突っ込んでも邪魔なだけだと思う。
でも、宮崎勤の時も、民間の協力が逮捕につながったじゃないですか。それに僕ら、一応、探偵ですし。全然な素人さんよりはましかもしれませんよ。一度、現場を見に行ってみませんか?

そんなわけで。事件の関連現場を見に行ってみた。

被害者自宅付近

学校「市立富雄北小学校」

誘拐現場

被害者自宅近所の公園

遺体発見現場

現場を巡りつつ、いろいろ考えていたら、

あのなぁ。想像だけなら誰でもできるんだ。そんなんじゃ探偵としては失格だぞ。

と怒られてしまった。相手はこの件を取材中の工藤探偵

警察の捜査は、どういう状況なんです?
聞き込み調査を続けているらしい。ただ、これといった有力情報はまだ無いらしいな。
既に容疑者を特定しているという情報もあったようですけれど?
今のところそういった人物の特定はできていないようだ。
じゃあ犯行に使われた車種の特定はできているんですか?
マスコミ情報が先行しているが、どうやら明確には特定できていないらしい。
かなり苦しい状況のようですね。
苦戦している。このままでは眠らす(未解決のまま長期化する)ことにもなりかねない状況のようだな。
工藤さんの見解としてはどうですか?
犯人に土地勘があることは間違いなさそうだ。しかし、それ以外は情報が錯綜していてなんともコメントのしようがない。
ただ、普通の、単純な事件じゃないような気がするな。「怨恨の線」「変質者の線」と、いろいろな要素が複合しているような印象を受ける。

犯人は14日、母親の携帯電話へ「次は次女を狙う」といった旨のメールを送りつけている。
悪質、残忍、冷酷。しかも警察や遺族をなめきったこの犯人に、ふさわしい制裁が下されることを願ってやまない。


      情報提供を求める貼り紙



九坪


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