●更新日 12/01●

事故もシカトの運転手


22日、大阪府八尾市の市道で、路線バスと、28歳の女性が乗った自転車が接触する事故が起きた。

接触のはずみで自転車は転倒したが、バスの運転手は女性に対して「危ないやろうがっ!」と罵声を浴びせそのまま逃走した。
女性は肩に痛みをうったえており、目撃者から『110番通報した方が良い』と助言を受けたこともあって110番通報した。

事故から2時間後、運転者は大阪府警・八尾署の出頭命令に応じた。

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       ▲事故のあった現場

路線バスを運行している近鉄は
「女性には本当に申し訳なく思っています。当社からはすぐに謝罪させていただきましたし、これからも何かあれば誠心誠意対応させていただきます。運転手については現在取り調べの最中なので、それが終わり次第会社から何らかの処分が下ります」 とコメントしている。

しかし、当の運転手は自分の行動がひき逃げに当たるという実感が無いようで、転倒した女性に罵声を浴びせたことについても、
「自転車が接近してきて、危ないと思ったので注意しただけ」
などと供述している模様。

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   ▲▼事故を起こしたバスと同じ型のバス
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事故を目撃した周辺住民達は
「転ばせておいて、なおかつあんな罵声を浴びせて逃走するなんて、非常識にもほどがあります」
「ぶつかったのが、子供や老人だったらどうするつもりだったんだ」

と、普段からバスを利用している事もあってか、怒りを隠せない様子。
当然のことだが、この運転手を擁護する発言はひとつもなかった。

今後運転手にどのような処罰が下るかはまだわからないが、厳しい処分が下るのは至極当然だろう。

昨今、何に対しても非常識な人が増えているが、公共の交通機関の一端を担う人物がこのような事件を起こしていては、先が不安で仕方が無い。


私はこの運転手に問いたい。


あなたは、常識の意味をご存知ですか?



huze


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