●更新日 10/28●

イラク人質事件、香田証生さんの地元に行ってみる


イラクで現在、武装グループに監禁されている香田証生さん(24歳)

友人の忠告に対し「いや大丈夫ですよ。とりあえず、見てみたいんで」と言い残してイラクに入り、現在、最も危険な武装グループに拘留されるに至ってます。

生きるか死ぬかのタイムリミットまで、あと6時間程になってきましたが、一体彼はどのような人物なのか?

香田さんの地元を訪ねてみると




3年間勤めた元アルバイト先の「畳屋」
「働きぶりは、まじめな人ではあったが不思議な感じのする青年であった。」

香田氏、同級生の母親
「朝、彼のニュースを聞いてとても驚いて息子に電話したら、息子は「あいつだったら、やりかねん」と言っていた。
彼の印象は、とても良い子である。ピアノを弾くのが得意で、中学生のとき確か・・・卒業式でピアノ伴奏をした記憶がある」

香田氏自宅最寄の駅員(JR筑豊本線 筑前植木駅)
「彼のことはまったく知らないが、彼の通学していた高校(東海大学第五高校)に取材陣が押しかけていた。

学校側からは「何も知らない」と答えるように生徒へ通知があったようだ」



    香田氏の自宅          通っていた中学校

地元で聞き込むと、真面目であるという評判と共に「変わった人」という評判も一緒に出てきました。
まぁ、変わっていなければイスラエル経由でアラブ諸国に入ったり、今の時期に旅行者の格好でうろついたりはしないと思いますが、結末はどうなるのか。
救出交渉は不可能という意見もありますが、何とか生きて帰って来て欲しいものです。
ですが、行く前に「危険」ということを認識しなかったのでしょうかねぇ・・・
それにジャパンマネーで何とかなったとしても、その費用は間違い無く新たなテロに使われてしまう。

24歳なら、それくらい解っていても良さそうなものですが。



福岡中央支社 & 山木



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