●更新日 10/25●

テロルはいかがでしょうか?


テロル…あらゆる暴力的手段を行使し、またその脅威に訴えることによって、政治的に対立するものを威嚇すること 三省堂「大辞林第二版」より



去る10月18日、新宿歌舞伎町にてテロリスト達による集会が行われた。


合計懲役35年!(主催者推定)

トークライブ形式で行われたこの集会。
観客はほとんど右よりの人たち。
一種独特の物々しさが場内に漂っている。
もちろん、興味本位の若者や会場にいつも出入りしている常連の人もいるにはいたが。

警察は出入り口に監視カメラを仕込み入場する観客をチェックする。

それがわかったのがなんと入場後!

うかつだった。
これで目をつけられただろう。

「自決」「義挙」「特攻隊」「烈士」などのキーワードが飛び交い、発言者の意見に共感した観客はその都度拍手をする。
熱気が伝わってくる。
下手に触れると、爆発しそうな緊張感がある。


真っ向勝負の挑戦者

黙っちゃいられない



「テロって何よ?」
これが今回のテーマであった。

このテーマが出たとき、テロリスト達は少し不機嫌な顔をした。
彼らは知っている。
テロというものが一言で片付けられないことを。

「テロは賛成です」

アルカイダやIRAのテロリストは本人達の行為をテロとは全く思っていないだろう。
彼女を見知らぬ男にレイプされたことを知った彼氏の報復をテロと呼べるのか?
彼らにとっては、さほど違いはない。

もはや「テロ」という言葉が一人歩きしてしまっており、定義付けする意味がないのかもしれない。
ただの便利な言葉として使われている以上、必要のないことだから。

統一戦線義勇軍議長 針谷氏
「天下取ったらマックをなくすよ(笑)」


山河会代表 山崎氏
「右?そりゃ天皇さ」

最後にテロリスト達はこういった。
「この平和ボケしてしまった世の中に本物の右翼は誰一人いないよ」

誰しも人殺しなんかしたくない
しかしやらねばならない時もある
仕掛けるか仕掛けないかの差は
そこに悲しみがあるかないか
それだけだよ

笑いながら交わしたその言葉は、清々しいほど真っ直ぐだった。



しかし、アメリカの行為こそテロではないのかねえ。



探偵ファイル



前の記事
今月のインデックス
次の記事