●更新日 08/27●

漆器の出来るまで


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▲道具
女性の髪から作られた専用の筆を使用します。
左の筆は、既に亡くなられた人間国宝の品だそうです。
この筆の職人さんの取材も面白そうです。

1、
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素材(生地となるもの)

2、
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生地に、との粉を少量の水で溶いた物に漆を混ぜて練り合わせた物を塗り、「下地」とします。
この下地の作業の事を「錆(さび)」と呼ぶそうです。
これが乾いたら、『研ぎ(とぎ)』と言って、錆を削る作業を行います。

3、
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研ぎが終ったら、顔料に漆を混ぜた物を塗って、「色付け」します。
これが乾いたら、再び研ぎを行い、また色付けと繰り返して、器の表面を作って行きます。

4、
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最後に、仕上げの漆「上塗り」をして完成!


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探偵ファイル・キム



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