ナベツネ謎を残して辞任

ナ　ベ　ツ　ネ　辞　任　！　！　！

昨日、この速報に目を疑い、目をパチパチさせて見出しを読み直した人も多いのではないか。
しかも原因は知っている人からすれば何を今更というところのスカウト活動違反。

「選手より周りはもっともらってるよ。監督とか親戚とかがお金もらってるのに勝手に『僕はヤ●ルトに行きたいです』なんてとても言えないでしょ」
とは、某栄光球団のプロ野球選手と親しい人間の言葉であるが、かつて週刊誌にもあったこの内容はヨシノブが逆指名会見で見せた涙ぐんだような表情と何か関係が……？

今回のスカウト活動違反がなぜここで突然公にされたのかは謎が残るが、「自らの道義的な責任」を痛感しての辞任コメントがこれまでのナベツネには似つかわしくないほどカッコ良くキマっているところは不気味である。
「これで日本のプロ野球も変わる」という声があがる一方で、「どうせ表から消えるだけで裏では力持ってるんだろ？」という声があがるのも無理はない。

ネット上には暗殺をほのめかす書き込みや自宅住所を晒す書き込みなどもあった上、
「最近な、君たちの中に新聞記者じゃないものが紛れ込んでいる」
と、身の危険を感じていたナベツネ。
今回は危険を察知しての辞任か、それとも何か別の理由があっての辞任か。


▲晒されている住所の一つはとても渡邉様の住むようなところではない（読売新聞含め事務所の多く入るマンション）。ダミー情報で錯乱か？

オーナーになったばかりの頃は打ったバッターが三塁方向に走らないことに疑問を持つ事から野球を覚えたナベツネが、今や日本のプロ野球界の将来を決めるまでの発言力を持ってしまった。
そのナベツネが表から消えることで、今後プロ野球はどうなるのか。


今ではたまにしか見ることのできない『ＦＯＣＵＳ』８月２４日号には社用車センチュリーにＹＧマーク入りのミニバットを忍ばせるナベツネが「人をナベツネ呼ばわりして〜」と憤慨している記事がある。（ＦＯＣＵＳ記者の脳内によるものだが……）

球界最大のヒール役として君臨してきた彼でも、バカにされたような呼び方にはきっと気分を害していることだろう。
渡邉様、みんなで変な呼び方してごめんなさい。



探偵ファイル・カグウェル