●更新日 08/13●

江戸扇子 製作工程


1、 写真
「地張り」
紙を裁ち、湿らせ、糊で張り合わせる。乾燥して色染めする。

2、 写真
「平口あけ」
金ベラで芯紙の部分に骨を通す。入り口を開ける。
   写真
「湿し」
そのままだと固い紙を、折りやすくする為に湿らせます。

3、 写真
「折り」
2枚の型紙で平地を挟んでしっかり折ってゆく。

4、 写真
「折り山」
折り目をこなして余分な所をカットして折り地が出来る。

5、 写真
「中差し」
差し竹で平口から骨を通す部分を開ける。
   写真
「真切り」
絵付けした紙の上下の余分な部分をカットして揃える。
   写真
「ふき」
中差しで開けた穴に息を吹き込んで、扇骨を入れやすくする。

6、 写真
「中付け」
糊を付けて骨付けする。

7、 写真
竹ベラで骨の並びを揃え、折り地を拍子木で叩いて押さえる。

8、 写真
せん定バサミで親骨を切り揃える。
   写真
「金箔塗り」

9、 写真
「矯め」
親竹を熱で温めて、内側に曲げる。

10、 写真
「親付け」
親骨を磨いて整え、糊付けする。


完成!
写真




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