●更新日 08/04●

プロレスラー フラれた女性を車で追いかけ暴行!


東京都多摩市のプロレスラー集団「キングダム・エルガイツ」の代表・入江秀忠(35)が女性にフラれたことを根に持ち、女性とその友人の顔などを殴りけがを負わせた傷害事件は、格闘技界に大きな衝撃を与えた。

入江容疑者は先月23日、東京都八王子市内で自ら経営する飲食店のアルバイト女性(20)を食事に誘い交際を求めたが断られてしまった。
そこで終わればこんな恥ずかしいことまでニュースに流れなかったのに、彼は行動を誤った。
友人の大学生に助けを求めて帰った女性を追い掛けた入江容疑者は、多摩市乞田の歩道で2人の顔などを殴ってけがを負わせてしまったのだ。

「大きな力には大きな責任が伴う」

とは、子供でもわかる人気映画『スパイダーマン』で、主人公ピーターのおじさんが吐くセリフであるが、その鍛え上げられた肉体で一般人に暴行を働くとは、社会的に決して許される行為でない。
もちろん、自転車で去る二人を乗用車で追いかけているという点も見逃せない。

入江容疑者は「言いたいことはあるが、事実は事実だ」と話しているようだが、もし世間が入江容疑者に同情できる真実が隠されていたとしても、そこは方法を間違えたと言わざるを得ない。
これまでプロの格闘家は一般人には決して手を出さないだろうと思っていた人たちも、このニュースでイメージが変わってしまったかもしれない。
格闘業界全体にとっても大きな痛手であろう。

これまで柔道、相撲、総合格闘技などを経験し、6月には韓国にも遠征。
経験豊かな入江容疑者が代表を務める「キングダム・エルガイツ」であるが、8月8日に迫っていた興行は急遽中止に。
電話で問い合わせるとどうやらチケット代は返金となるようだが、ファンが寄せていた信頼はそう簡単には返せない。
再開の見通しも立っていないという状況で、団体は存続の危機に追い込まれた。
「僕はこう見えても堅実なんですよ」とまで語るほど経営にも頭を使っていたようだが、音を立て一気に崩れていくようである。

フラれた女に怪我を負わせるなど、男としての再起を危ぶむ声もあがる入江容疑者。
顔などを殴り一般人に直接その力を示したのであるが、昨年後楽園ホールの試合では顔面パンチで1RKOされている。



探偵ファイル・カグウェル



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