●更新日 07/21●
銀行印のチェックってどんなもんだ?
▲銀行に張り出されていたチェック体制強化のお知らせ。
ピッキングなどによって盗難された通帳を使った不正払戻請求が増加した事は、皆さんもニュースでご存知だと思います。そういった被害に対して各銀行は、本人確認や印鑑確認などの窓口対応の強化をしていると言っていますが、この対策はどれ程徹底しているのかはわかりませんよね?
もし、預金を引き出す際にうっかり間違えて銀行印でない印鑑を出してしまうとどういうことになるんでしょうか?
今回間違えてしまったのは下の二つの印鑑。
▲左から銀行印、朱肉不要印、三文判。
・朱肉不要印
よく「シャチハタ」と呼ばれているものです。あからさまに大きさや字体が違っています。
・三文判
100円ショップで購入した印鑑です。大きさや字体は似ているのですが、全体的に文字が細く、「中」の字の真ん中の棒が短い等の違いがあります。
それではこの2つの印鑑を持って実験開始!うっかり間違えてみましょう。
「ババンがバンバンバン」な所の親会社の銀行
まずはシャチハタを押した書類を窓口に持っていった所、「これってシャチハタですよね?」と即座にツッコまれてしまいました。
三文判も印鑑照合の結果バレました。なかなかしっかりとチェックをしてます。
緑の看板が眩しい、ひらがな3文字の銀行
やっぱりここでもシャチハタはその場で確認されてしまいました。
三文判の方も照合に時間がかかったと思ったら、「印影がちょっと違いますね。」とのお返事。案外三文判はバレるものなんですね。
これまたひらがな3文字だけど青い看板の銀行
シャチハタ:「印鑑登録の際にシャチハタはお断りしているはずなのですが・・・」
三文判:「印鑑を確認してください。」
次。
旧財閥の名前が2つ並んでる「アッとその時」な銀行
シャチハタ:無理。
三文判:駄目。
次っ!
アルファベット3文字で、最近経営統合に動き出した銀行
残こす所あと一つですが、ココは今年3月期決算で4000億円以上の赤字を出していますから期待が持てそうです(?)
まずはシャチハタ。その場ではバレずに印鑑照合に持って行かれたので、もしかしたら・・・と思いましたがやっぱりダメでした。
では三文判はどうかというと・・・
行員:「どうぞ。ご確認ください。」
あっさり下ろせてしまいました。
というわけで今回の結論!
・最近はほとんどの銀行は印鑑のチェックが厳しいので、間違った印鑑を持っていくと高確率でバレちゃいます。
・○F○銀行のE出張所は印鑑確認をもっとしっかりした方がいいですよ?
以上!
探偵ファイル・千明
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